北陸新幹線の「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」、上越新幹線の「とき」「たにがわ」で使用される、JR東日本のE7系新幹線と、JR西日本のW7系新幹線全編成一覧表です。

目次
E7系
2020年1月現在、F27編成まで落成。F1~F19編成が長野新幹線車両センター、F20~F27編成は新潟新幹線車両センターで上越新幹線向け。8編成が長野新幹線車両センターにて令和元年台風第19号で水没・廃車。水没した編成はF1、F2、F7、F8、F10、F14、F16、F18。
F1編成 (水没)
E7系初号機。川崎重工業 製造。幹ナシ。2013年10月31日に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。北陸新幹線開業1年前の2014年3月15日より、長野新幹線「あさま」に先行投入、運用開始。デッキに2015年ブルーリボン賞のプレートを設置。2019年10月13日、台風で水没・脱線。F1編成とF18編成は電源を落としてから水没するまでの時間が短く、側扉の気密が保たれており、車内の浸水は真逃れたとのこと。シートなどは再利用される可能性あり。

F2編成 (水没)
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。2013年12月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。北陸新幹線開業1年前の2014年3月15日より、長野新幹線「あさま」に投入、運用開始。2019年10月、長野新幹線車両センターの着発収容線にて、台風による千曲川氾濫で水没。

F3編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。2014年1月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。北陸新幹線開業1年前の2014年3月15日より、長野新幹線「あさま」に投入、運用開始。

F4編成
川崎重工業 製造。幹ナシ。2014年2月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。

F5編成
川崎重工業 製造。幹ナシ。2014年2月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。

F6編成
川崎重工業 製造。幹ナシ。2014年5月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。2015年05月17日に天皇皇后両陛下を乗せて、北陸新幹線初のお召列車として運行。

F7編成 (水没)
総合車両製作所横浜事業所 製造。幹ナシ。2014年5月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。2019年8月から9月末まで東京2020オリンピック、パラリンピックPRラッピング仕様で運行。2019年10月、長野新幹線車両センター 仕交検査庫内で、台風により水没。

F8編成 (水没)
総合車両製作所横浜事業所 製造。幹ナシ。2014年6月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。2019年10月、長野新幹線車両センターの着発収容線にて、台風による千曲川氾濫で水没。

F9編成
総合車両製作所横浜事業所 製造。幹ナシ。2014年8月29日放送の「タモリ倶楽部」番組内で、タモリがシート取り付け(10号車6列ABC席)。2014年8月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。

F10編成 (水没)
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。2014年9月に仙台の新幹線総合車両センターに陸送。2019年10月、長野新幹線車両センターの着発収容線にて、台風による千曲川氾濫で水没。

F11編成
総合車両製作所横浜事業所 製造。幹ナシ。2014年9月に新幹線総合車両センターへ陸送。

F12編成
総合車両製作所横浜事業所 製造。幹ナシ。2014年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。

F13編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。2014年12月に新幹線総合車両センターへ陸送。2017年8月~9月、上越新幹線の区間で、パンタグラフに遮音版を装着しテストを実施。

F14編成 (水没)
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。2014年12月に新幹線総合車両センターへ陸送。2019年10月、長野新幹線車両センター 仕交検査庫内で、台風により水没。

F15編成
川崎重工業 製造。幹ナシ。2015年1月に新幹線総合車両センターへ陸送。

F16編成 (水没)
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。北陸新幹線開業直後の2015年3月に新幹線総合車両センターへ陸送。2019年10月、長野新幹線車両センターの着発収容線にて、台風による千曲川氾濫で水没。

F17編成
川崎重工業 製造。幹ナシ。2015年2月に新幹線総合車両センターへ陸送。

F18編成 (水没)
総合車両製作所横浜事業所 製造。幹ナシ。2015年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。2019年10月、長野新幹線車両センターにて、台風による千曲川氾濫で水没・脱線。F1、F18編成は電源を落としてから水没するまでの時間が短く、側扉の気密が保たれており、車内の浸水は真逃れたとのこと。シートなどは再利用される可能性あり。

F19編成
川崎重工業 製造。幹ナシ。1年半ぶりのE7系・W7系増備編成。2017年3月に新幹線総合車両センターへ陸送。北陸新幹線で運用。

F20編成
F20編成からは、上越新幹線向けの増備編成。川崎重工業 製造。新ニシ。2018年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。2019年1月18日~27日に、上越新幹線に先立って北陸新幹線で営業運転開始。2019年3月のダイヤ改正で上越新幹線デビュー。上越新幹線用だったが、水没したE7系の代わりに北陸新幹線でも運用中。

F21編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。新ニシ。2018年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。上越新幹線 朱鷺色(ピンク)のリボンラッピングあり。2019年3月のダイヤ改正で上越新幹線デビュー。
2021年3月、ラッピングが剥がされ、北陸新幹線での運用もスタート。
F22編成
川崎重工業 製造。新ニシ。2018年11月に新幹線総合車両センターへ陸送。上越新幹線 朱鷺色(ピンク)のリボンラッピングあり。2019年3月のダイヤ改正で上越新幹線デビュー。
2021年3月、ラッピングが剥がされ、北陸新幹線での運用もスタート。

F23編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。新ニシ。2019年9月に新幹線総合車両センターへ陸送。上越新幹線用だったが、水没したE7系の代わりに北陸新幹線に転用し運用中。
F24編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。新ニシ。2019年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。上越新幹線用だったが、水没したE7系の代わりに北陸新幹線に転用し運用中。

F25編成
川崎重工業 製造。新ニシ。2019年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。上越新幹線用だったが水没した、水没したE7系の代わりに北陸新幹線に転用し運用中。

F26編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。新ニシ。2019年12月に新幹線総合車両センターへ陸送。2020年1月に試運転。2020年2月1日より営業運転開始。
F27編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。新ニシ。2019年12月に新幹線総合車両センターへ陸送。2020年2月29日より営業運転開始。
F28編成
総合車両製作所横浜事業所で製造中。
F29編成
川崎重工業 製造。2020年10月12日に船積み。2020年10月に新幹線総合車両センターへ陸送。2020年12月27日より営業運転開始。
F30編成
川崎重工業 製造。2020年11月に新幹線総合車両センターへ陸送。2021年2月3日より営業運転開始。
F31編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。2021年2月に新幹線総合車両センターへ陸送。
F40編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。幹ナシ。2021年3月仙台港に陸揚げ。急に番号が飛ぶ。
F42編成
川崎重工業で製造中。
W7系
2020年1月現在、W1編成からW11編成まで11編成が落成。2編成が台風19号で水没。北陸新幹線 敦賀延伸の際に増産されるか?
W1編成
川崎重工業 製造。金ハク。JR西日本初編成、トップナンバー。2014年4月に白山総合車両所へ陸送。2014年8月5日、白山総合車両所から上越妙高まで、初の試験走行。2015年3月14日開業初日の「かがやき500号金沢-東京」で営業運転デビュー。デッキに2015年ブルーリボン賞のプレートを設置。

W2編成 (水没)
日立製作所 笠戸事業所 製造。金ハク。2014年5月に白山総合車両所へ陸送。2015年3月14日開業初日のはくたか552号で営業運転デビュー。営業運転開始から2か月しか経っていないにも関わらず、2015年5月18日から7月9日までW7系初の全般検査を受ける。2019年10月、長野新幹線車両センターの着発収容線で、台風による千曲川氾濫で水没。

W3編成
川崎重工業 製造。金ハク。2014年6月に白山総合車両所へ陸送。

W4編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。金ハク。2014年6月に白山総合車両所へ陸送。

W5編成
川崎重工業 製造。金ハク。2014年7月に白山総合車両所へ陸送。

W6編成
川崎重工業 製造。金ハク。2014年8月に白山総合車両所へ陸送。

W7編成 (水没)
近畿車輛 製造。金ハク。2014年8月28日、大阪の近畿車両の工場から六甲アイランドまで陸送中に、軽ワゴン車と接触する事故を起こす。2014年9月に白山総合車両所へ陸送。2019年10月、長野新幹線車両センター 仕交検査庫内で、台風により水没。

W8編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。金ハク。2014年9月に白山総合車両所へ陸送。

W9編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。金ハク。2014年9月に白山総合車両所へ陸送。

W10編成
近畿車輛 製造。金ハク。2014年11月に白山総合車両所へ陸送。

W11編成
日立製作所 笠戸事業所 製造。金ハク。北陸新幹線開業後の2015年8月に金沢港から白山総合車両所に陸送。
