北陸新幹線 金沢-敦賀開業イベント ブルーインパルスの福井駅でのフライト

2024年3月16日、北陸新幹線の金沢-敦賀間がついに開業しました。新しく開業する駅では様々なイベントが開催され、石川県の加賀地方、福井県は大盛り上がりとなりました。お昼には航空自衛隊のアクロバットチーム ブルーインパルスのフライトが新規開業する駅で実施され、大勢の人々が空を見上げました。福井駅の様子です。

北陸新幹線の金沢以西が開業。石川県では小松駅と加賀温泉駅、福井県は芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅が新しく新幹線駅として開業しました。

開業初日の福井駅は大盛り上がり。福井県では初めての新幹線。

新幹線側の駅舎前には、新しくトリケラトプスも登場。

今回ブルーインパルスは新規開業する駅でスモークを使用しての編隊飛行のほか、福井駅と小松駅でいくつかの演目を実施します。前日の予行で小松駅の様子を撮影したので、本番は福井駅で撮影することに。

お昼過ぎ、ブルーインパルスがデルタ隊形で小松基地より飛来。敦賀駅方向へ飛行していきました。往路のフライトではスモークは使用しない予定でしたが、サービスでスモーク出してくれました。

使用機材は1番機 #686、2番機 #787、3番機 #697、4番機 #663、5番機 #694、6番機 #690。前日の予行で6番機の#666 がスモークが正常に出ないトラブルが発生したため、予備機だった#690と入れ替えました。T-4 7機で松島基地から飛来していて助かりました。

敦賀駅からトレイル隊形で再び侵入。

編隊飛行でトレイル隊形をしょっぱなに行うというのは珍しい構成。おそらく縦一列の並びが”新幹線っぽい”という理由だと思われます。

つづいてデルタ隊形。福井駅 西口のフクイティタンのモニュメントと共に。

この日は雲一つない快晴。ブルーインパルスのスモークが映えます。

フェニックス隊形。福井県でブルーインパルスが飛行するのは2018年の福井しあわせ元気国体総合開会式 予行以来です。本番は雨でフライトが中止になりました。快晴でリベンジを果たしました。

サクラ。足羽川らへんで開いたため、恐竜とは絡めて撮影できず。

レベルキューピッド。こちらも駅とは絡まずにビル群と。

レベルサンライズ

以上で福井駅での演目は終了。この後は芦原温泉や小松駅でもフライトを実施しました。

小松基地に帰投したブルーインパルス。明日は能登半島地震 被災者に対する激励飛行が行われます。「税金の無駄」との意見もありますが、もともと予定していた北陸新幹線 開業イベントのついでです。そこまで追加の費用は発生せず、被災者に少しでも楽しんでもらえるのなら、有意義なフライトになるのではないでしょうか。