8月28日、大阪にある近畿車両の工場から六甲アイランドまで陸送しようとした北陸新幹線W7系が、軽ワゴン車と接触するという事故を起こしました。開業前の大事な「かがやき」が早くも傷物になったというニュースが北陸地方を駆け巡りました。事故車は近畿車両へ戻らず白山総合車両基地で修理するとのことなので、該当の車両が金沢港に陸揚げされ、金沢港から白山総合車両基地へ陸送されました。
2014年9月4日(木)深夜1時半ごろ、W7系W7編成1号車~3号車の陸送が始まりました。先頭車両は連結部分のカバーが外されています。
こちらが問題の車両 W7編成3号車W725-107です(多分)
動画を見る限り、まさにこちら側と車が衝突したはずです。
特に傷や凹みは見当たりません。ワゴン車は大破し、新幹線車両には車輪カバーなど6箇所3メートルに渡って傷がついたとのことですが、神戸で船積み待ちの間にカバーを交換したのでしょうか。
東大阪から六甲アイランドまでの陸送は兼六商事運輸が担当。金沢港-白山総合車両基地は日通が担当していました。
西念交差点から8号線に入るところです。損傷箇所が間近で見えるかと思いこちらから撮影していましたが、やっぱり傷は確認できません。
今回は無事故での陸送となりました。