富山県の富山駅と、石川県の金沢駅を結ぶ交通手段の料金と所要時間の比較、乗り方の解説です。北陸新幹線、あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道、高速バス、自家用車などを比較します。
目次
電車 (あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)
料金:片道 1,240円
所要時間:54分~
北陸新幹線開業に伴って第3セクターに移管された、旧JR西日本 北陸本線です。10回分の運賃で、11回乗車できる回数券もあります。
乗り方はJR在来線と同じく、目的地までの切符を券売機などで購入し、改札を通ります。SUICAなどICカードも近年利用できるようになりました。
富山駅の改札。
車内は自由席。
平日の朝晩通勤時間のみ、快速「あいの風ライナー」が運行しています。こちらは料金+300円で、所要時間は約45分です。
高速バス
料金 : 片道 930円
所要時間 : 約75分
金沢駅東口バスターミナルと富山駅バスターミナル間を、地鉄と北鉄が共同で高速バスを運行してます。安く行くならこちら。平日は18往復、休日は20往復運行しています。時刻表は地鉄・北鉄のサイトへ。
10回分7,700円の回数券もあり、頻繁に利用するのであれば片道770円となる回数券がお得。
東口のにある自販機では、片道860円の格安チケットも販売。車内ではおつりが必要な場合は事前に両替しなければならないので、こちらで事前にチケットを購入しておくと便利。
金沢駅のバス乗り場は、東口の2番。電車よりも安いので、バスは人気です。だいたい出発15分前ぐらいから列ができます。
金沢駅の時刻表。
バスの乗車に予約は不要。2番乗り場の列に並んで、バスが来たら乗るだけです。スーツケースがあればトランクルームへ。この路線は「富山地方鉄道」と「北鉄金沢バス」が共同で運行しており、時間によって運航する会社が異なりますが、回数券などは共通して使えるのでバスマニア以外は特に違いを意識する必要はありません。
座席は自由席。開いているところに座ります。乗車時に料金の支払いや整理券の受け取りは不要。50人前後しか座れないので、相席になることもしばしば。金沢駅に来るまでに、兼六園などを経由しているので、先に乗客がいることも。
金沢駅出発後、いくつかの停留所に立ち寄ってから、高速道路に乗って金沢東IC-富山IC間を走行します。途中サービスエリアには立ち寄らないので、トイレは先に済ませませておきましょう。高速を降りてから、富山駅に着くまでに何回かバス停に停まります。降りるバス停が近づいたら、ボタンを押す必要があります。
支払いは、バスから降りる際に運賃箱に現金930円を入れます。回数券や格安切符をお持ちの方は、切符を投入。料金一律なので整理券などは特にありません。車内で紙幣や小銭の両替ができます。たまに10円玉が釣り銭切れになるので、小銭はできれば事前に用意したほうがいいでしょう。クレジットカードやICカードは使用不可。
富山駅に到着。バス降り場がこちら。
富山駅から乗る際は、南口のバスターミナルから
金沢駅行きは、富山駅南口2番のりばから出ています。
富山発-金沢行きは、旧 都ホテル前のバス停に到着します。
北陸新幹線
料金:片道 自由席 2,860円、指定席3,190円
所要時間:19分~23分
最短で移動したい場合はこちら。北陸新幹線「つるぎ」「はくたか」の自由席であれば、「2,860円」で所要時間23分となります。お急ぎの場合「かがやき」を使うと、新高岡駅を通過し所要時間は19分となります。ただし、かがやきには自由席は無いので指定席料金「3,190円」となります。
きっぷは券売機や、みどりの窓口で購入します。
新幹線の乗り方解説は、つるぎに乗ってみたの記事へ。
自家用車(高速道路利用)
料金:片道 2,260円~ (高速道路料金1,620円(ETC休日1,130円)+ガソリン代64km 分640円)
所要時間:約75分
北陸自動車道 富山IC-金沢東IC間を利用した場合の料金。ガソリン代は燃費15km/1リットル、ガソリン1リットル150円計算で、約640円。高速道路を使用せず国道8号線を使用した場合、所要時間はおよそ2時間です。