2015年3月14日に開業した北陸新幹線に早速乗ってみました。乗ってみましたというものの、E7系は長野先行運行時に乗車済み、W7系も先日の試乗会に乗車しましたので、そろそろグランクラスのレポートをしたいところですが、例によって切符は入手できず。そこでグリーン車に乗りましたので、北陸新幹線開業初日の車内の様子をレポートです。
開業初日、ごった返す金沢駅へ。なお1番列車出発や駅の様子はこちらの記事へ
今回乗車するのはかがやきでもはくたかでもなくつるぎです。つるぎは金沢-新高岡-富山間を走行する新幹線で、サンダーバードやしらさぎの接続、通勤列車といった意味合いが強い列車です。
富山駅からのつるぎ701号が金沢駅に到着。清掃後、つるぎ700号としてまた富山駅に戻るようです。
使用する車両はかがやき・はくたかと同じくE7系・W7系です。E7、W7の違いはこのロゴマークと社内アナウンスのメロディぐらい。こちらはE7系のロゴ。EAST。
こちらはW7系のロゴ。WEST。
かがやきと同じ車両なので当然グランクラスはありますが、つるぎとして運行中の最は利用できません。1~7号車までと、11号車グリーン車のみ営業。
一応停車中グランクラスのドアも開くみたいです。
W4編成、まだ営業運転でグランクラスは使用していません。
つるぎ701号が、700号富山行きの表示に変わります。
グリーン車に乗ってみましょう。
車内へ
青色を基調とした落ち着きのある車内です。
この青色の格子模様は、兼六園横の成巽閣の群青の間をモチーフにしたデザインです。
シートも格子模様
シートピッチが普通席より広いので、座席数は少なめ。
シートは2-2。
A,B
C,D
窓
ブラインドをおろしてみました
ヘッドレストは上下します。
リクライニングと読書灯の操作。リクライニングはグランクラス同様電動。
倒してみました。
読書灯
ドリンクホルダー
テーブル
テーブルおろしてみます。
トランヴェール
さすがに金沢-富山間の20分でグリーン車使う人はそんなに多くは無いようです。
荷物置き
デッキの床も青色
案内表示
グランクラスには入れませんでした。
コンセントの位置は座席中央足元
1人1個です。
グランクラスはフルアクティブ・サスペンションが搭載されていますが、グリーン車は普通席同様です。
車掌が何回か通りましたが、切符のチェックはありませんでした。JR東と同様、予約状況と実際の座席を比較してチェックを省略しているのでしょうか?
前の座席にはJR時刻表
出入口
つるぎは8、9、10号車は利用できません。10号車を覗いてみると当然誰も乗っていません。
車内メロディは、JR西日本が所有するW7系は「いい日旅立ち」です。東海道・山陽新幹線のJR西日本所属車と同じです。
沿線の風景を見てみましょう。金沢駅を出発してすぐ。
新幹線の見える丘公園。朝7時前にも関わらず大勢の人が見えました。
小矢部の散居村
能越自動車道
新高岡駅に到着。
イオンモール高岡
神通川
富山市市街地が見えてきました。
北側
南側
わずか23分で終点です。折り返し運転のつるぎ705号の案内に早くもかわっていました。
富山駅から金沢駅に折り返し運転していきました。
今回乗車したのはW7系W4編成。
次はE7系に乗ってみます。F12編成。JR西日本の区間しか走らない「つるぎ」でも、E7系が割り当てられることもあるようです。
割と新しいF12編成ですが、長野新幹線ですでに営業運転を続けてきたE7系は車体や車内に若干の汚れが目立ちます。
自由席へ。
座席は3-2です。
3列シート
読書灯や電動リクライニング、シートピッチ以外はグリーン車と同じ設備です。
窓のサイズは変わりません。
コンセントも全席完備。
案内表示
メロディは、上越新幹線と同じものです。
これからこのE7系・W7系が、はくたかにかわって首都圏と北陸を結びます。