2021となみチューリップフェア ブルーインパルス展示飛行の予行

2021年4月22日(木)、となみチューリップフェアの開会式でブルーインパルスの展示飛行が予定されています。富山県では初めてのブルーインパルスの展示飛行となります。それに先立ち前日の21日(水)にブルーインパルスが石川県の小松基地へ飛来。チューリップ公園上空で予行演習を行いました。

予行の時間

NOTAMで確認

FROM 21/04/21 05:00 TO 21/04/22 03:40
D)21 0500/0700 22 0240/0340
E)AIR DISPLAY :
1.FLT AREA : WI A RADIUS OF 15KM OF 363824N1365743E
(AROUND TOYAMA-SHI,TONAMI-SHI,TAKAOKA-SHI,
IMIZU-SHI,OYABE-SHI,NANTO-SHI IN TOYAMA)
(APRX QTE/276DEG 11NM FM RJNT ARP)
2.USING ACFT: T4 X 6(MAX)
3.RMK : SOURCE/JSDF-A(RJST)
F)1200FT AMSL G)6000FT AMSL

小松基地へ展開

富山県最寄りの航空自衛隊基地は小松基地となるので、ブルーインパルスは小松基地へ展開します。先日から百里基地3SQのF-2や他基地のF-15が小松にやってきて訓練しています。

予備機を含む7機のT-4が宮城県 松島基地を8時過ぎに離陸。9時ごろに小松基地へ飛来。エンジン不具合の問題で、去年東京上空を6機で飛行した後は4機体制で活動していましたが、現在は6機でフライトができるようになっています。

直前でRWY06から24へランチェンしたため皆さん急いで24アプローチエンドへ移動。

1番機 #790、平川JACKY飛行班長。新造時からブルーインパルスだったT-4は2020年3月にすべて退役したため、現在ブルーインパルスに配属されているT-4はすべてノーマルT-4からの改修機です。

2番機 #692、住田RYUさん。どの機体も外部燃料タンクを積んでいます。2018年の福井国体ではノータンク、2016年の輪島市民祭りではタンクありでした。今後何かの目安になりそうです。

3番機 #694、鬼塚SAIJIさん。694は2020年1月に改修された機体で、ブルーインパルスとして小松へ飛来するのは初。

4番機 #686、永岡ASHさん。先日イッテQでイモトと一緒にフライトしたイケメンパイロット。

後席、スマホで動画とってます

5番機 #663、河野GABAIさん。663は元303SQの機体ですが、オリンピックの五輪を描く前にブルーインパルス仕様に改修、ブルーとしての小松飛来は初。

6番機 #697、眞鍋LANCEさん

予備機 #690、遠渡CHERRY隊長。

エプロンに駐機

しばらくして松島基地より整備士を乗せたC-130 #074が到着。最近C-130はC-2と同じカラーリングになってきました。

予行演習

ブルーインパルスは小松基地を離陸後、北上して富山湾でホールド。庄川を辿って砺波に向かいます。

チューリップフェア開幕前はチューリップ公園に入れません。

周辺のチューリップ畑で待機

チューリップは見ごろを迎えています。

会場からアナウンスといつものBGMが流れてきて、6機がデルタ隊形で北側よりチューリップ公園上空へ。ブルーコントロールの周波数はGCI。

デルタ隊形を保ったままターン。今回はアクロバット飛行ではないので、演目は編隊飛行が中心となります。

リーダーズベネフィットローパス

続いてフェニックスローパス

デルタ360°ターン

サクラ。手前のチューリップの丘、まだつぼみが多くて映えませんでした。

スラントキューピッド。今回は1200フィート~6000フィートの間でフライトを行うのでバーティカルキューピッドはできません。位置取り失敗。

5番機が単機で720°ターン

レベルサンライズ

以上で終了となりました。

本番の様子はこちらから

2021となみチューリップフェア開幕 ブルーインパルス展示飛行

2021.04.22