5月4日(土)、金沢市の浅野川にて、「鯉流し」が行われました。毎年5月初旬の「こどもの日」の前に開催されます。「こいのぼり」を友禅流しに見立てて、こいのぼりが浅野川を優雅に泳ぎます。
ゴールデンウイーク期間中、金沢の各観光地は混雑。ひがし茶屋街や金沢城、兼六園周辺の駐車場はなかなか空きが見つかりません。
梅ノ橋と浅野川大橋の間がイベント会場になります。
大小さまざまな「こいのぼり」が川を泳いでいました。
ここ浅野川で行われる、加賀友禅の「友禅流し」をイメージしています。
こいのぼりを川に流すという、全国的にも珍しいイベントですが、よくよく考えてみれば鯉は川魚ですからそれほど違和感のある光景ではありません。同様のイベントは山口県防府市の佐波川でも行われます。
感染時期には観光客も多数。ひがし茶屋街から徒歩数分なので、合わせて楽しめます。
立ち入り禁止の規制線が貼られているので、川には入れません。
時折風が吹くと、こいのぼりも膨れ上がります。
梅ノ橋にも、こいのぼりが飾られていました。
無数の「こいのぼり」が風になびく様は、写真映えします。
会場では一眼レフを持ったカメラ愛好家が目立ちました。
今年のゴールデンウイークは、前半雨が続いていたのに対し、後半は晴天が続きました。強い日差しに気温もポカポカ。
この鯉のぼりを眺めながら、涼をとるのも風情があります。
開催は1日のみ。10時から16時までの、短時間のイベントとなっています。
5月11日(土)には女川祭が開催されます。
なお、去年の火災の影響で、今年は灯篭流しは開催されません。