毎年百万石行列の前日に浅野川で開催される「加賀友禅灯篭流し」が2014年も6月6日に行われました。百万石まつりに合わせて集まった大勢の観光客で賑わった様子をレポートです。
日中は快晴で新幹線が金沢港で陸揚げされるほどの天気でしたが、夕方は雨の予報。虹が出るほどです。
読経中に雨が降ってきましたが、灯篭流しは決行されました。金沢市市長の山野市長が灯籠を流してスタートです。
山野市長直筆の文字が書かれています。
この灯籠は和紙にロウが塗られており、水や火に対する強度を持ったままろうそくの温かいあかりがこぼれます。
近隣の旭町保育園や材木町小学校による灯篭流し
第10代ミス加賀友禅のお二人。
そして梅ノ橋上流から1200個の灯籠が流れてきました。
会場全体。大勢の観光客が川沿いや川の中で灯籠を眺めていました。ただ水の中はさすがに危ないのでお気をつけ下さい。
灯籠の流れはゆっくりなので、19時~21時の2時間この風景を楽しめます。
外国人観光客が多く訪れていたように感じました。金沢の小学生+保護者は提灯行列に参加しているので、カップルやプロアマのカメラマンが目立ちます。
橋は混雑気味。立ち止まらないようにというアナウンスが何度も流れます。
灯篭流しイベントは全国各地でお盆に行われますが、ここは浅野川の伝統行事友禅流しに合わせて加賀友禅の模様が描かれた灯籠を流すのが特徴です。
百万石まつりの幕開けを彩りました。
流れていった灯籠はすぐ下流ですべて網にかかって回収されます。