百万石祭の時期に毎年浅野川にて開催される「平成25年加賀友禅燈ろう流し」の様子です。ここ浅野川は友禅流しで有名ですが、その友禅作家の方が書かれた1200個もの灯篭を浅野川上流から流し、幻想的な雰囲気となりました。提灯行列と同じ日に開催される、金沢の情緒あふれる伝統行事です。
浅野川 梅ノ橋周辺へ
イベント会場
色とりどりの灯籠。友禅作家や、地元の幼稚園小学生が書いたもので、約1200個用意されています。がんばろう日本の言葉が書かれた灯籠もありました。
第9代ミス加賀友禅の加茂野暁子さんと畠中麻梨菜さん。
19時頃。式典が始まりました。実行委員の小西さんや、山野之義市長の挨拶がありました。
読経。各人が焼香します。
市長による灯籠が流されて灯篭流しがスタート。「陽」と「近」の文字が書かれています。
ミス加賀友禅が深く祈りを捧げて、後に続きます。
梅ノ橋上流からも灯籠が流され始めました。梅ノ橋に大勢の人が居ます。松魚亭から眺めて居る方が見えます。
太鼓の演奏。
灯籠は木枠に和紙を貼ったもの。和紙にロウを塗っており火が燃え移りにくく、水にも強くなっています。
浅野川大橋は、大混雑していますので立ち止まらないようにと警察が誘導しています。
川の中に入って写真を撮っている方の姿も。
浅野川の水量が心配されていましたが、昨日一昨日の雨の影響で水量は回復しました。
1個20センチから40センチの灯籠も、これだけ集まると壮大な光景になります。
一般の方でも記念タオルを買った先着100人の方は、灯篭流しを体験できるようです。
この火を灯籠に分けます。
中州に人が大勢降りています。流れて引っかかっている灯籠と記念撮影など楽しんでいました。この中州、水たまりが結構ありますので、長靴かサンダルでないとおすすめしません。
浅野川大橋はご覧のとおり大混雑。中国、韓国など海外からの観光客も大勢居。
灯籠は風に流されて北川に多く流れていました。
最後に、大きな灯籠が流れてきて終わり
下流で網を張っており、灯籠をすべて回収、また来年流します。
圧倒的な存在感を持っていたムーミン。金沢大学美術部の作品です。
灯篭流しのあと、子ども提灯太鼓行列も浅野川大橋を通ります。
百万石行列前日ということもあり、金沢各地で様々なイベントが開かれています。