小松空港から沖縄 那覇空港へ 飛行機の搭乗手続きの流れ

石川県小松市の小松空港からは、沖縄県那覇空港への直行便がJTA日本トランスオーシャン航空により運行しています。沖縄への便利な直行便の乗り方のほか、普段飛行機に乗らない方には難しい東京 羽田空港の乗継便の乗り方の手順を搭乗記方式でご案内します。

小松 ->那覇

小松空港からは直行便のJTA037便に搭乗してみます。

IMG_3746

15時10分出発なので15分前までに荷物を預けチェックインを済ませます。たまに修学旅行の学生とかぶると、手続きに時間がかかりますので余裕を持って来てください。カウンターは1階にあります。

IMG_3742

警備員さんにチケットを見せ、機内に持ち込まない荷物をX線検査機に通します。

IMG_3743

荷物に問題ないことを確認されたら、チェックインカウンターでチェックインします。預ける荷物がない場合、タッチアンドゴー対応のチケットであれば直接保安検査場に行きます。

IMG_3744

搭乗口は2階なので、2階の出発ロビーに向かいます。ここのお土産屋さんはこちらの記事からどうぞ。なお2階ロビーには屋上へ通じる階段があります。そちらはこちらの記事からどうぞ。出発10分前までに保安検査場を通過してください。

IMG_3748

ゲート通過前にチケットのバーコードやカードのICをリーダにタッチします。鞄や携帯をかごにのせ、検査機に通します。ペットボトルやパソコンは鞄から出します。金属探知機でボディチェックを行います。

IMG_3761

出発ロビーで搭乗を開始するのを待ちます。

IMG_3760

JALのサクララウンジも用意されています。JMBサファイア以上またはワンワールドサファイア以上のステータスがあるか、ラウンジクーポン保持者、当日ファーストクラスに乗り継ぐ方のみ利用できます。たぶんそんなステータスをお持ちの方はこんな飛行機初心者向けの記事読みません。

DSC01983

出発15分前より飛行機への搭乗が始まります。妊娠中や2歳以下の子連れ、車いすの方が優先です。その後、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、ワンワールドエメラルド会員の優先搭乗、そして一般客の順です。再びチケットをリーダにタッチします。

IMG_3762

沖縄直行便の飛行機はボーイング737-400という小さな機体になります。2時間40分ほどのフライトになります。

今回はJTAの通常塗装ですが、まれに小松空港にも美ら海水族館と連携しジンベエザメのイラストが描かれたジンベエジェットさくらジンベエがやってきます。JTAのサイトからスケジュールが確認できます。

IHK_3414 IHK_3434

ボーディングブリッジ(PBB)を進みます。

IMG_3764

737の座席は3-3の配置です。最近はJTAの737でもクラスJシートの提供が始まりました。前方はJMBダイヤモンド会員などを優先します。ツアーだと翼の席などで外が見づらいことがあります。

DSC05786

離陸後しばらくして、JALとぴあが作成した「ちゅらナビ」が配布されます。沖縄の各所で使えるクーポンや観光情報が満載なのでぜひ目を通しましょう。

IMG_3768

飲み物のサービスが始まります。せっかくなのでシークワーサーを頼みますが、沖縄便じゃなくても提供しています。

IMG_3769

搭乗時間が長いのでおかわりも。こちらは沖縄名物のさんぴん茶。ジャスミン茶のような風味です。

IMG_3782

一時期「雪塩ちんすこう」が提供されてました。お土産屋CORALWAYコーラルウェイで使える割引券も。

DSC05795

小松空港を離陸したJTA037便は日本海をしばらく飛行したあと、鳥取県の東郷池上空を飛行します。

IMG_3771

鳥取県の大山

IMG_3773

中国地方をあっという間に横断し、瀬戸内海へ。広島県江田島市の能美島が見えます。

IMG_3775

3万メートル~4万メートルあたりを飛行するので、山か島の形、もしくは飛行場のような大きな施設を確認しないとどこを飛んでるのかわかりません。岩国飛行場を過ぎたので周防大島あたりです。

IMG_3777

大分県国東半島の両子山。特徴的な形なのでわかりやすいです。大分空港が見えます。

IMG_3778

鹿児島県の桜島

IMG_3781

九州を抜けしばらく海を飛行すると、沖縄本島が見えてきました。海中道路で有名な古宇利島や、沖縄最大規模の観光スポット「美ら海水族館」がある辺りが一望できます。夕日に照らされているのは瀬底島。この便は残念ながらここまでたどり着く頃には夕日になっています。

IMG_3783

着陸する滑走路の方向にもよりますが、一度本当を通りぬけ南城市や糸満市など南部の海岸線を飛行したあと那覇空港に到着です。

IMG_3784

およそ2時間40分のフライトでした。

IMG_5215

小松-那覇便はボーディングブリッジではなくタラップの運用になることがあります。タラップを降りてバスでターミナルへ移動になります。

IMG_3787

那覇空港では胡蝶蘭が出迎えてくれます。

DSC05801

預けた荷物を手荷物受取所で流れてくるのを待ちます。

DSC05806

荷物を受け取り、出口へ。

IMG_3790

ゆいレール(モノレール)を使うと空港から市街地や首里城へアクセスできます。

AAA_2956

 那覇 -> 羽田 -> 小松

今度は直行便ではなく羽田乗り換えで移動してみます。乗り換えの場合、特別料金になるため直行便とほぼ同じ値段で搭乗できます。距離で見ると格安ですしマイルも貯まります。ただし那覇から小松まで、待ち時間を含め4時間ほどかかります。

AAA_1109

那覇空港は小松空港よりだいぶ巨大です。まずは3階のチェックインロビーへ向かいます。ゆいレール(モノレール)の駅から空港に入ると2階、レンタカーやタクシーで来ると3階に直接入ることになります。1階ではないのでご注意を。

DSC03377

左側がJAL系列、右側がANA系列のカウンターになります。

DSC06055

荷物を預けます。不発弾や手榴弾など物騒な注意書きが目立ちますが、沖縄では未だに太平洋戦争の沖縄戦で使用された弾薬が見つかります。くれぐれも持って帰らないようにしてください。また、沖縄本島からさつまいも等持ち出せない植物もあります。沖縄県産のさつまいもには本土に生息しない害虫がついているこがあるためです。

AAA_1110

荷物を預けた跡は保安検査場へ。なお、ANA側で出発ロビーに入っても中で繋がっているのでどちらから入っても問題ありません。

AAA_1111

国内線ですが、那覇空港には免税店があります。特別措置です。

IMG_3846

搭乗口へ進みます。

IMG_3847

広々としています。お土産屋もあるので買い忘れたお土産も買えます。

DSC03419

羽田便はさすがに大きな飛行機です。777か767での運行になります。

AAA_1121

なお小松直行便JTA036は運が悪いとバス移動からタラップでの搭乗になります。

IMG_5261

出発15分前より搭乗を開始します。

AAA_1120

この後飛行機を降りると東京ですので、沖縄とはかなりの温度差がありますから防寒対策を忘れないようにしてください。季節によっては20度以上の温度差があります。

IMG_3851

JAL920便に搭乗です。777-200では ファーストクラス14席、クラスJ82席、普通席が279席となっています。

IMG_3852

クラスJは普通席の料金にプラス1000円で広々としたシートに搭乗できるためお得なサービスです。

IMG_3853 IMG_3854 IMG_3855

クラスJ専用のブランケット

IMG_3869

SKY NEXT機材だとこんな感じ。

IHK_3429

那覇から羽田までは2時間10分のフライトです。

IMG_5263

うるま市らへん

IMG_5266

那覇-羽田便は、沖縄本島を抜けるとほぼ太平洋上空を飛行するので陸地の様子は見れません。

IHK_3489

このシートは肘掛けからトレイを出します。

IMG_3857

ちなみにファーストクラスのシートはこちら。プラス8000円です。専用の機内食やアルコール飲み放題といったサービスが受けられます。

IMG_3859

およそ2時間のフライト。夜景が綺麗です。

IHK_3506

羽田空港に到着。

IHK_3520

小松便に乗り換えます。搭乗ロビーを出ずにそのまま小松便の搭乗口へ向かいます。一旦空港の外に出ることもできますが、乗り換えまで1時間も無いので乗り遅れないようにしてください。また、荷物は自動的に那覇-羽田便から羽田-小松便に移されるので、羽田空港の手荷物受取所で待っていても出てきません。

IMG_3860

たいてい、那覇-羽田便と羽田-小松便は駐機場が真逆です。結構な距離を歩くことになります。

IMG_3862

JAL920便から小松最終のJAL1285便へ乗り換えます。ふたたびチケットをタッチします。

IMG_3865 IMG_3866

こちらは1時間ほどのフライト。長野県松本市の上空や富山の上空を飛んで本州を縦断します。

DSC06059

小松空港に到着後は、流れに沿って進み荷物を受け取ります。那覇で預けた荷物が出てきます。

IMG_3870

到着ロビーへ出て、金沢駅や福井行きのバスなどに乗り換えます。沖縄と北陸の気温差にご注意下さい。

IMG_3747

なお、小松-羽田便、または小松-那覇便に搭乗すると、北陸のご当地グルメがあたる「JALたべまっし!石川・福井キャンペーン」が定期的に行われます。チケットは捨てずに搭乗後に応募してみましょう。