石川県の小松空港から、台湾へ行くのに便利な直行便がエバー航空により運行しています。小松空港での国際線搭乗手続きの方法と、BR157 KMQ-TPE 搭乗方法。そして夜遅くに到着するため空港で購入できないSIMカードを、台北の街中で購入する方法を記載します。
(2015年6月3日時点での情報となります。)
北陸から台湾へは、小松空港発着のエバー航空を利用するか、富山きときと空港発着のチャイナエアラインが便利です。小松空港からエバー航空で台湾へ向かいます。
小松空港の国際線出発・到着口へ。ターミナルビルは国内線と同じです。
搭乗手続き。
搭乗手続きはエバー航空のカウンターで。EVA航空はスターアライアンスメンバーなので、BR157便はANAとのコードシェア便(ANA5819便)としても運行します。スターアライアンスのステータスがあれば優遇サービスを受けられます。
手続き後、2階へ。国際線の出発口。
こちらから保安検査と出国審査を受けます。なお国内線のようなANAラウンジ・JALラウンジは保安検査通過後にありませんので、ラウンジサービスご利用の方は保安検査前にゴールドカードラウンジを利用する必要があります。
エバー航空台湾直行便の機材は、主にエアバスA321-200やA330-200が割り当てられます。
たまにハローキティジェットのA330-200で運行しています。ハローキティージェットも数種類の塗装があります。こちらはB-16333
EVA157便。小松空港からは19時30分出発と遅めの時間。台北-小松のEVA158便の到着が遅れると、更に出発が送れます。
EVA157便は桃園国際空港に向かいます。市内のアクセスへ便利な台湾松山空港ではありません。
22時頃、桃園に到着。
SIMを販売している、中華電信、台灣大哥大、遠傳電信などの店舗がターミナル1、ターミナル2共にあるのですが、小松空港発着のエバー航空の場合、台湾桃園空港への到着時刻が22時前ということで、店舗がほぼ全て閉まっていて残念ながら購入することができません。空港店舗のスタッフは旅行者に慣れているので、日本語や英語が通じる場合もあり非常に購入しやすいのですが残念です。
空港内にはフリーのWiFiが立っていますので、一旦通信は空港内のWiFiに頼り、調べものなどは可能です。
また台北市内のホテルであればおおよそWiFiも立っていますので、台湾到着の1日目はこれらで耐えましょう。
台北市内には中華電信、台灣大哥大、遠傳電信などの携帯ショップが多数ありますので、ホテル近くにあるショップをWiFiなどで調べておくことをお勧めします。各ショップによって価格帯は多少違いますが、おおよそ似たプランなのでどのショップでも問題ありません。
こちらは森林北路にある、中華電信と台湾大哥大
店内へ入ります。日本の携帯ショップ同様、店員さんが声をかけてくるか、案内をしてくれます。台湾の方々は英語を話せる方が多いので、スマートフォンを見せながら「I wanna buy a prepaid sim card」などと伝えればなんとなく理解してくれました。片言の英語でも大丈夫なようです。
すると、「Which plan?」などと価格表を見せてくれますので、滞在期間に合ったプランを選びましょう。今回選んだのは5日間で300台湾$のデータ通信専用プランです。およそ1200円ほど。もちろん通話付きのプランもありますのでご自身に合ったプランを選んでください。
ただ残念ながら3Gのプランしかないようです。(空港では4GプランのSIMもあるようですが)
SIM購入の際に必ず必要になるのがパスポートです。また、ショップによっては身分証明書が2種類必要な可能性があります。(パスポート+運転免許証など)
パスポートを見せて本人確認が終わったら、手続きが行われます。お金を支払い、タッチパネルの端末にサインを行い手続きは完了です。
手続きが完了すると、SIMが渡されますのでスマートフォンの設定が必要になってきますが、今回購入した台灣大哥大のショップ店員さんは、設定も全て行ってくれました。なお端末は当然ながらSIMフリー端末である必要があります。
小松-台湾直行便の場合は少々面倒な手続きとなりますが、空港以外でも買えないことはありませんので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。またここまでの苦労をしたくないという方は、Amazonなどで売っているプリペイドSIMを購入することをお勧めします。