白山総合車両所 一般公開 北陸新幹線の整備工場を見学してきました

北陸新幹線開業まであと2ヶ月を切った2015年1月18日、北陸新幹線の車両基地及び整備工場の「白山総合車両所」が、白山市民を対象に一般公開されました。

以前2014年6月に開催された一般公開では、募集500人に対して応募が1万5945人と約32倍もの倍率になりました。今回は事前の応募は不要で、白山市民(とその同伴者)なら自由に検査車庫やW7系新幹線を見学することができ、およそ7000人が来場しました。

白山総合車両所の様子をご紹介します。写真ほとんど整理せずに載せたので、多めです。

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白山総合車両所はJR加賀笠間駅と松任駅の間、金城大学の近くにあります。全国で4番目の新幹線総合車両基地で、敷地面積約26 ヘクタールの広大な敷地に新幹線の車庫と整備工場が併設しています。金沢駅からは回送線でつながっています。なお同じく白山市にある在来線の金沢総合車両所(旧松任工場)とは全く別の施設になります。場所も違います。

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今回公開されるのはこのエリア。仕業・交番検査庫と台車検修場、総合事務所です。

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車両基地がいくら広いといえども、大量の駐車スペースはありませんので、白山市役所または松任駅から無料のシャトルバスが運行していました。加賀笠間駅から歩いてくる人も。

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新幹線陸送時に新幹線を搬入したスロープをバスで登り、10時過ぎに会場へ。トラバーサーがあるあたりです。

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11時からの公開ですが、すでに大勢の人が集まっていました。JR西日本 金沢副支社長、白山市長の挨拶の後、白山総合車両所 所長の掛け声とともにテープカット。そして入場です。なお入場に際し、白山市民であるかどうかの確認は一切ありませんでした。

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記念品が配られます。メモ帳。

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W7系ペーパークラフト

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見学ルートの入口は、トラバーサーを渡って台車検修場へ進むか、仕業・交番検査庫に進むかの2箇所。なお安全のためかトラバーサーの線路は塞がれていました。

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まずは仕業・交番検査庫へ進みます。

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仕業・交番検査庫

今回この中で展示されていたのはW9編成、W2編成、W7編成、W8編成の4編成。

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1番線から5番線まで、仕業・交番検査庫は5編成のE7・W7系が入るようになっています。

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各新幹線の12号車側先頭車両では、先頭車両と記念撮影ができるようになっており、長蛇の列となりました。

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子供向けに、運転手さんの制服を着ての撮影も。

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W7編成仕業検査・W8編成交番検査

W7編成が仕業検査線、W8編成が交番検査線に入線していました。

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仕業検査は、パンタグラフや客室設備、ブレーキなどを目視で点検し、2日ごとに実施します。交番検査では30日以内または3万キロ以上の走行ごとに実施し、消耗品の交換や車軸の検査などを行います。そのほか隣の工場で実施する18ヵ月ごとの台車検査、車両をばらして検査・再塗装を行う3年ごとの全般検査があります(後述)。

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長野新幹線車両センターではE7系の仕業検査に3人で60分、交番検査は15人で1日がかりになるそうなので、白山総合車両所も同じような感じだと思われます。東京-金沢往復が約900kmなので、3万キロは割りとすぐに超えてしまいます。

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交番検査線は2本ありますが、もう一方は今回空。

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メンテナンスがしやすいように、線路の下に作業スペースがあります。

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車体の下で作業するための、こんな車両も公開。

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信号設備。入・切は新幹線が入線しているかどうかではなく、架線に電気が流れているかどうかを示しています。

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2編成並んでます。駅のホームと比べると間隔が短め。

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車内清掃用の水道設備や、モップ置き場が通路に何箇所もあります。

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ジェイアール西日本金沢メンテックのスタッフがここで車両の清掃を行います。

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この工場で働く整備士さんは、新規採用のスタッフだったり、同じJR西日本の山陽新幹線 博多総合車両基地から期間限定で応援に来ているベテラン九州男児だったり、在来線の金沢総合車両所松任本所からの転属だったりと様々。

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工場は、光を取り込みやすい設計になっているので、思っていたより中は明るめ。

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保守用通路に上がって新幹線を撮影。

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1編成およそ300メートルあるので、12号車から1号車まで結構歩きます。

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出入り口以外は柵があります。

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こちらは床下は見学できません。

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行き先案内表示が出ていました。

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W7編成が 上り かがやき500号東京行き。次は富山。

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W8編成が 下り かがやき501号金沢行き。次は上野。

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英語表記。指定席グランクラスのマーク。

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車体に描かれたグランクラスのマーク

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外幌

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W8編成は東京方向のヘットライトが点灯。

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W7編成はテールランプ。

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12号車側は撮影の列ができてましたが、1号車側は待たずに撮影出来ました。

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奥に見えるのはW2編成とW9編成。

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本当は4編成並んでいるのですが、見学可能エリアの都合上この角度で同時に写せるのは3編成分。

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先頭部分。この工場は電化されてるので、保守車両を連結せずに、自力で入線できます。

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何かを跳ね飛ばしたような跡がついてました。

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運転席入口。運転席の公開はありません。

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W7系ロゴマーク

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W7系W7編成の3号車。例の陸送中に事故った車両です。

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この2編成、車内が公開されています。

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それでは、車内に入ってみましょう。

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W7系車内公開

W7系W7編成・W8編成の車内を見学します。去年長野新幹線E7系「あさま」に乗車しましたが、全く同じです。多分、車内で分かる違いは車両番号か車内メロディくらいでしょうか。

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今回グランクラスの展示は無し。外から眺めます。

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グリーン車も。

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10号車から車内へ。11号車グリーン車へは入れません。

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車内へ。まだ新品のシートの香りがします。暖房がかかっていました。

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かがやき500号の案内表示。車内でアナウンスが流れていましたが、見学の注意のみでメロディなどは特になし。W7系は東海道・山陽新幹線のJR西日本所属車両と同じく「いい日旅立ち」、E7系は上越・長野新幹線と同じメロディが流れる予定。

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3列シート側

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2列シート側

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回転させてみました。

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テーブルを降ろします。

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ドリンクホルダーを降ろします。コンセントは全席完備。車内誌などは特に入っていません。

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ヘッドレストを上げます。

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窓のブラインド

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しばらく座って休憩すると、電光掲示板もあって、北陸新幹線で旅をしている気分になります。

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デッキへ。

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トイレは利用不可。

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車いす客の利用を想定した7号車。

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トイレ公開。

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多目的室。赤ちゃんへの授乳の際や、急病人などが発生した際に、シートを広げてベッドにします。

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2編成20両分の車内が公開されていたので、混みあうこともなくW7系の車内を満喫できました。

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融雪線

新幹線についた雪を落とすための設備です。

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こちらにはW2編成が入線。

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床から温水を噴射します。

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さらに高圧洗浄機を使用します。

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水蒸気が他の作業の邪魔にならないよう、ここだけアクリルパネル?で囲まれていました。

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そのため、近くでは見れず。

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W2編成は先頭車両付近での記念撮影のみとなりました。

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車両床下見学

全検整備線では床下が覗けます。

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こちらに入線しているのはW9編成

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普段絶対見られないアングルから、新幹線を眺めることができます。

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例によって、車体は結構汚れているようです。

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ちなみにこちらが金沢港に陸揚げされたばかりの、W9編成1号車。ピカピカでした。

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1号車から12号車まで人がびっしり。

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線路上の障害物を跳ね飛ばすゴム

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車体下部を眺めます。

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台車

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車輪

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汚物タンク

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台車以外、床下は結構フラット。

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連結部分。製造元の日立のマーク。陸揚げ以来久々に見た気がします。

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ボルトの緩みがすぐに分かるように、マジックでマークが書いてあります。

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停車位置が描かれた養生テープ

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保守車両

高速確認車

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初列車運行時に、保守作業終了後の線路支障の有無を確認します。

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運転席。

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除雪車。運転席も公開されていましたが、長蛇の列だったので諦めました。

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工場入口付近

入口側

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工場入口付近の架線。デッドセクション?

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洗浄設備

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外を眺めると、屋外で展示されているW4編成と、着発収容線庫が見えます。着発収容線庫に、残りの5編成があるのが確認できました。今日この時間帯はW7系の試運転は無かったようです。

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W4編成展示

検査工場の外には、W4編成が写真撮影用に展示されていました。

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このカーブを使った写真、ちょくちょくポスターなどで使われていたかと思います。

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運転手が乗車する階段があるので、普段からここに停めることもあるようです。

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こちらでも大勢の人が記念撮影していました。

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車庫に入っていただけではわかりにくかったのですが、外に出てみると新幹線12両編成の長さが際立ちます。

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ちなみにW4編成が停車している場所は、臨時修繕線というそうです。

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総合事務所公開

事務所の屋上と、1階の食堂が休憩スペースとして公開されました。

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中に入ります。

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入口には、W7系が10編成搬入されたことを記念して撮影された写真が飾られていました。10編成すべて並んでいます。壮観です。

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屋上は5階。階段かエレベーターで上ります。

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屋上へ。緑化されているようです。

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金沢駅方向。車庫と総合試験車庫が見えます。ここにEast-iが入るのでしょうか。

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先ほどのW4編成が見えました。

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車両洗浄設備

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保守車両と在来線の線路

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工場側

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「スウィンドウ」という換気用の窓が付いているようです。

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ちなみに屋上には静電気除去シートが多数ありました。公開されることを前提にしているような感じです。

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天気が良かったので白山も。

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1階の食堂スペース

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食堂

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台車検修場

台車の検査・修理を行う施設です。18ヶ月に1度の台車検査、3年に1度の全般検査の際に使用されます。

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台車振替装置。在来線の整備工場ではクレーンで車体を持ち上げて台車を交換していましたが、ここでは新幹線を持ち上げる専用の装置があります。

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1度に8両をつなげたまま持ち上げることができます。

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外された台車は、レールを移動。

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台車の洗浄装置へ

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これがW7系の台車。こちらはモーターの無いT台車。

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モーターがついたM台車。現在どの車両もメンテナンスに入ってはいないので、元々ある予備の台車でしょう。

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モーター。雪対策のためカバーがついています。

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主変圧器

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空気調和装置

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パンタグラフ

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グランクラスのシートも。サイドパネルが外されています。

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汚物処理装置

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各種作業車

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仮台車

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外された台車は、工場内の各種設備でメンテナンスを受けます。

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台車の設備だけでこの広さ。

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このほか白山総合車両基地には全般検査(車体をバラして隅々まで整備・再塗装)で使用する車体検修場・塗装場などもありますが、そちらは今回公開されませんでした。仕業検査・交番検査ができる新幹線車両基地は結構ありますが、全般検査までできる車両基地はそんなに多くはありません。

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車体検修場・塗装場を移動するトラバーサー

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帰りのシャトルバスも、1時間待ちの列になっていた時間も合ったそうです。大好評だったこの一般公開、JRでは開業後にも行うとのことです。白山市民(とその同伴者)だけでこの人気なので、一般公開されれば更に大勢の人が訪れるでしょう。ただ開業後は実際に車両や設備が稼動しますので、今回のように5編成も展示されることは無いかもしれません。

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