北陸地区で運用されているJRの電車の整備・点検を行う「金沢総合車両所松任本所」の一般公開が8月24日に行われました。車両やメンテナンス用の重機・設備、記念グッズの販売などが行われ家族連れや鉄道ファンで大賑わいになった一般公開の様子をレポートです。

JR松任駅に隣接する金沢総合車両所が会場です。金沢と書いてありますが、東金沢駅そばにある車両基地は別の施設なので間違えないようにしてください。車両所横の敷地が駐車場になっており車でも来場できますが、できるだけJR線を利用したほうがいいでしょう。

会場ご案内MAP

松任駅からの分岐の先にはディーゼル機関車が並んでいます。

まずはEF81 2両がお出迎え

こちらはトワイライトエクスプレスに使用される車両

キ100。かなり年季が入ってそうです。戦前のものでしょうか。

国鉄2100形蒸気機関車移動

非常ボタン体験。簡易の踏切で非常ボタンを押す体験ができます。

RG200 トロリ線張替作業者。道路や線路の上を走れます。

架線検査用特殊車両。こちらも線路を走れます。

工場内部へと進みます。

連結器の展示

ディーゼル機関車用マクラバネ、旧世代車両型式の軸バネ、ホキ800形式板バネ

マクラギ交換の実演。実にすんなりとすばやく交換していきます。

展示物なのか、実際に検査中なのかわかりませんが、途中681系

車軸検修機器実演・展示。車輪を検査・修復する各種重機の実演が行われていました。

521系


サンダーバード運転台見学。事前にハガキによる申し込みを行った方限定で運転台の見学が行われていました。

となりではラッセル車の開閉実演

車体クレーン移動実演が683系貫通車両を使って行われていました。

工場に設置されたこの2つのクレーンで車両を持ち上げます。

挟み込んで。

持ち上げます。移動させます。


とうはくん号

トラバーサ移動実演。

北陸新幹線コーナー

E7・W7系の模型が展示されていました。

クハ489の展示。片割れのクハ489-501 は小松駅の土居原ボンネット広場に展示されていますが、こちらの車両は大阪の鉄道博物館で展示されることが決まっているとのこと。ヘッドマークは午前と午後で付け替えが行われました。

懐かしのボンネットにカメラを向ける大勢のファン

縁日、物販コーナー

100周年記念グッズの販売

各種鉄道グッズ

キハ52車両展示

ハガキ応募者限定のはくたか車掌体験が中で行われていますが、車両の前では記念撮影。列ができていました。

3両編成で、2両目はハガキ無しで自由に乗れます。ちゃんと電源が引かれておりクーラーが かかっています。車掌体験中のちびっ子たちのアナウンスが聞こえてきます。はくたかのはずですが大阪行きというサンダーバードのアナウンスが聞こえてきますがご愛嬌。

この他ペーパークラフト体験やミニ新幹線乗車体験、食堂の公開、鉄道資料館開放など様々な催し物が開催されていました。