北陸地区で運用されているJRの電車の整備・点検を行う「金沢総合車両所松任本所」の一般公開が8月24日に行われました。車両やメンテナンス用の重機・設備、記念グッズの販売などが行われ家族連れや鉄道ファンで大賑わいになった一般公開の様子をレポートです。
会場はJR松任駅のすぐ側に隣接する金沢総合車両所松任本所。
駐車場も用意されています。
北陸新幹線の白山総合車両所とは場所が全く異なるのでご注意下さい。こちらでは特にイベントはありません。
ただW7系が外に出ていました。また、金沢港ではW6編成の陸揚げがあったので、今日から4日間陸送があります。
金沢総合車両所は在来線の電車を整備・廃車するための工場です。北陸本線を走る普通列車や特急が集まります。
当然ですが新幹線は入ってきません。
会場マップ
廃車にするんでしょうか、475系がおいてありました。
ラッセル車などが並びます。
457系
SL展示
各種保守作業車
工場内へ入ります。連結部。
いろんな電車の部品
整備中の521系
すっかりこの車両ばかりになりました。以前まで大量に走っていた白と青の電車はほとんどおいてありません。
ちなみに北陸新幹線開業後に並行在来線が分離すると、IRいしかわ鉄道にこの521系が5編成譲渡されることになっています。整備はここで引き続き行うのでしょうか。
車輪の整備エリア
車輪を移動するためのレールが縦横に敷かれています。
軸の検査装置
車輪を磨く装置と整備前・整備後の見本。
415系
サンダーバード運転台見学。こちらは事前申込みが必要。
ラッセル車動作実演
キヤ143。新型の除雪車両だそうです。
ここで管理している各車両の状態でしょうか
車体クレーン動作実演
奥の521系をクレーンで吊り上げて、こちらまで運びます。
台車から2つのクレーンで持ち上げます。
「電車の空中散歩だよ!」だそうです。
車両にひっかける部分
ちなみに同じ頃、金沢港ではW7系も空を飛んでいました。
トラバーサー実演
521系が運ばれていきました。
北陸新幹線PRコーナーへ。グランクラスの展示。この体験BOX、北陸のあちこちに出没しています。
W7系の台車・車輪
W7系のパンタグラフ
W7系のバルーン
クハ489。2016年にオープンする京都の鉄道博物館で展示されることがきまっています。去年もありましたが、それまでここで保管するのでしょうか。片割れは小松駅の土居原ボンネット広場で展示されています。
「能登」のヘッドマーク。
飲食・グッズ販売コーナー
「堀 夏奈子」かがやきコンサート
キハ52
はくたか 車掌体験と記念撮影コーナー。
ミニ新幹線体験。ドクターイエロー。
この金沢総合車両所の人員も何人かは白山総合車両所へ転属になったそうです。