5月1日~5月2日、南砺市の福野地区にて福野夜高祭が行われました。1日は夜高行燈のコンクール、2日は練り歩きと引き合いが行われました。美しく装飾された行燈を壊し合う引き合い様子に、観光客らも熱気に包まれました。引き合いの様子です。

城端線福野駅周辺が車両通行止めになります。


大行燈7基、中行燈3基、小行燈13基の行燈が、「よいやさ」の掛け声とともに街を練り歩きます。

行燈には綺麗に彩色された和紙が貼られており、ライトアップされています。

船や神輿などの山車が乗っています。

夜店もあちこちに出ています。

若い女性たちが太鼓や笛で祭を盛り上げます。

23時から引き合いが始まるので、銀行前の通りに行燈が集結。

3日には4基の曳山が巡行する本祭が行われますが、2日の引き合いのほうが有名。

引き合いまで、酒を飲み回し気を高めます。

1時間ほどこの状況が続きます。






観光客も次第に増えてきました。

若衆のテンションも上がります。


片側に並んだ行燈、こちらはその場にとどまり通り過ぎる行燈と対峙します。

こちらの行燈が進行します。

警察官が観光客を誘導

23時過ぎ、引き合いが始まりました。

他の富山のけんか祭り(津沢夜高祭り、庄川観光祭(庄川夜高行燈)、五鹿屋夜高祭、砺波夜高祭り)では行燈を衝突させてますが、この福野夜高祭ではすれ違いざまに相手の行燈を破壊します。

南砺地域の行燈祭の元祖が福野夜高祭です。

狭い路地を巨大な行燈が駆け巡り、相手の行燈を破壊する様子に観客も大興奮

どんどん次の行燈がやってきます。

飛び移る勢いです

だいぶ酒もまわっているので、殴り合いの喧嘩もあちこちで起こります。

警察官も特に止めません

まれに落ちそうになる人も。









かなり行燈が揺さぶられるので、観客の方に倒れてくるんじゃないかと思うことも。



行燈が通り過ぎると、ボロボロに。


夜中の24時を過ぎても熱狂に包まれていました。
