富山県砺波市の、砺波駅周辺にて6月10日(金)〜11日(土)にかけて、砺波夜高祭りが行われました。
毎年6月第2金曜、土曜の2日間に渡って行われる五穀豊穣、豊年満作を祈り行われ、大勢の見物客で賑わいます。
見所は町内の若い衆たちによる巨大な行灯をぶつけ合う「突き合わせ」と呼ばれる行燈同士のぶつけ合いです。夜高行燈(よたかあんどん)は、高さ6,7mあり、きらびやかな装いなのですが、突き合わせが終わる頃にはボロボロになっています。今年も砺波駅前が家族や若者など大勢の観客で賑わいました。11日(土)の周辺の様子と突き合わせの様子をレポートです。
場所は砺波駅前周辺から、駅前商店街等の旧 出町地区です。駐車場は市立砺波総合病院などの駐車場が利用できるようですが、誘導員の案内に従いましょう。
こちらは砺波総合病院駐車場です。19時頃には満車になりますので注意が必要です。
周辺は通行止めになっていたりと混雑しておりますので、早めの来場をお勧めします。
突き合わせ表です。突き合わせ場所は二箇所。北陸銀行砺波支店前と、富山第一銀行砺波支店前で行われます。
約15分間隔で行います。深夜11時過ぎまで突きあわせが行われます。
19時ごろに各町の行灯が集結。各町がきらびやかな引き回しています。
こちらは北陸銀行砺波市店前。突きあわせが始まる前に、酒のまわし飲みが行われます。
歩道からは決して出ないようにアナウンスされます。座り込むのも禁止です。目の前まで行灯が来ることがありますので、十分注意して見るようにとのこと。
20:45より、対する町会同士が同時に笛を吹き、突き合わせ開始です。
突き合わせ後は押し切った方が勝ちというルール?のようです。やはり若い衆のいる町は強いようです。
突き合わせが始まった頃に、先頭付近の方々はスマートフォンや、カメラを掲げ撮影していましたが、後方から「カメラが邪魔で見えない」などクレームがあがっていました。先頭付近で数時間ほど前から並んでいたにも関わらずこれは非常に気の毒ですので、クレームで解決するのではなく早く並んだりするよう心がけましょう。
突き合わせも見所ですが、各町の裁許による言い合いが見物客を盛り上げます。
ぶつかり合いの突き合わせもいいですが、普通に並んでいる行燈を見るのも、ライトアップされていてとてもきれいです。