2016年4月29日(金)に富山小矢部市の石動地域にて、石動曳山祭が開催されました。神輿と色鮮やかに彩られた11基の花山車が町内を練り歩き、訪れた見物客は威勢のいい掛け声や太鼓の音で祭りを楽しみました。祭りの様子です。
石動曳山祭は毎年4月29日に行われる石動愛宕神社の春季祭礼で、江戸時代より続く小矢部市を代表するお祭りです。花山車が商工会館前に並びます。
祭りのポスター
それぞれの町会で山車の上に乗っている祭神が違います。七福神の弁財天や毘沙門天、三国志の関羽など様々。豪華絢爛な山車は250年以上前に作られ文化財にもなっているそうです。
会場周辺の様子。石動駅周辺など車両通行止めとなりますので、注意が必要です。巡行は町内をぐるっと一周する感じ。
駐車場は、一番近いところで小矢部市役所ですが、15時半から車両通行止めとなりますので、それより前に入庫する必要があります。ただし台数が限られていますので、注意が必要です。
このほかに駐車場は、クロスランド小矢部、道の駅メルヘン小矢部などがあり、シャトルバスが運行しています。
お祭りの醍醐味である夜店もずらりと通りを埋め尽くします。
定番のたこやきお好み焼きなど。カラフルな飴やディズニーの人形なども売られていました。
祭りのメインである、曳山は巡行式が15時より行われます。全11基が商工会館前に並ぶ予定ですが、1基の準備が遅れ10基揃いの体制に。
地元若い衆をはじめ引き手が大勢いらっしゃいます。
各町会それぞれ違うデザインが施されています。
車輪に施された装飾にもかなり手が込んでいます。
最初に神輿が出発します。
勢いよく出発していきました。
続いて1基目が出発します。
山車の上には町内のお子さんが乗っています。
山車の見所はなんといっても方向転換です。片側を持ち上げ一気に方向転換します。
車輪部分がギシギシと音を立てて回ります。
太鼓の音に合わせて笛が吹かれ祭りの雰囲気が盛り上がります。
電線が張り巡らされた町内をうまく練り歩きます。
途中引っかかってしまう場面もありましたが、うまくすり抜けます。
各通りを意外と早く進んでいきます。
屋台のある前、北上野町にて休憩が行われました。しばらくの間ここで宴席が設けられます。
18時半頃には再び出発し、屋台の通りを通ります。これには驚きです。
屋台と山車の間はギリギリです。
すべての山車が揃いました。ぼんぼりが点灯、ライトアップされ鮮やかです。
山車の上に乗れる体験もできます。
小矢部市のゆるキャラ、メルギューくんとメルモモちゃんも駆けつけていました。お子さんたちに大人気。
メルヘン小矢部の方も駆けつけていました。
山車ライトアップの準備が行われ、掛け声に合わせてライトアップが行われます。
この後石動高校のブラスバンド部が演奏を行い会場を盛り上げました。
