2015年6月5日(金)19時~、今年で41回目となる「加賀友禅燈ろう流し」が浅野川天神橋付近で開催されました。百万石まつりの協賛行事で、毎年百万石行列の前日に提灯行列とともに開催されます。
ろうそくに照らされて加賀友禅の模様が浮かび上がった灯籠およそ1,200個が、夜の浅野川を美しく彩りました。会場の様子です。
会場の金沢市浅野川の河川敷へ。去年と同じく、お天気は小雨模様。例年周囲の有料駐車場はすぐにいっぱいになるのですが、今年は雨のせいか例年より人出が少なかった印象。
本部テント前には本日来賓の方々が流す灯籠が並べられていました。
灯籠は、周囲を覆った和紙がロウで補強されており、火が燃え移ったり水没しにくくなっています。
この浅野川で友禅流しが盛んに行われてきたことにちなみます。
午後7時、イベントが始まります。亡くなった友禅作家らを供養する意味もありますので、加賀友禅 龍国寺の住職による読経が行われます。市長や行政関係者、加賀友禅関係者らがご焼香します。
日没は午後7時8分。空もだんだんと暗くなってきました。雨は相変わらず降り続いています。
山野市長による灯籠流し。市長直筆の文字が書かれています。
ミス加賀友禅のお二人
梅ノ橋の上流から、たくさんの灯籠が流れてきました。
例年より水量が多く、流れが早めでした。
地元の小学生や保育園の園児らによる放流もあります。
また、加賀友禅が描かれたタオル(1000円)を購入されたかたは、灯籠流しを体験できます。
ゆらゆらと流れる灯籠を、集まった大勢の観光客が眺めていました。外国人観光客も多く見られました。
浅野川大橋から撮影。あっという間に、川の中は灯籠でいっぱいに。
上流からどんどん流れてくる様子が見えます。その数1200個。
「ラプンツェルみたい」という声もチラホラと聞こえてきました。
梅の橋から下流側。
梅の橋から天神橋側をバルブ撮影。灯籠用のコースが作られていたようです。
梅ノ橋には大勢の人。
浅野川大橋をくぐる灯籠
主計町茶屋街の側を流れていきます
流れた灯籠は、中の橋付近で網にかかります。
ジバニャンでしょうか。
北陸新幹線E7系/W7系が描かれた大きな灯籠もありました。
ひゃくまんさん。背中の石川県の文字も再現。
密集した灯籠も見応えがあります。
ここには大勢のカメラマンが集まっていました。
8時半頃、すべての灯籠を流し終わって、「おわり」の灯籠が流れてきました。
明日は百万石行列や、加賀百万石「盆正月」といった催し物が金沢市で開催されます。