北陸新幹線の開業を1年後に控え、宇奈月までのE2系の試験運転や仙台でのE7系試験走行も始まっています。金沢駅もてなしドームでは、北陸新幹線E7・W7系に用意されるグリーン席よりも上の「グランクラス」の実物の展示が始まり、実際に座席に座れる体験イベントが12月14日に開かれました。
前日より徹夜で設置された座席。11時より除幕式が始まります。谷本県知事や山野市長らの挨拶の後、ひゃくまんさんや百番さんが見守り序幕です。会場には本当に本当に大勢のメディアの方がおり、一般客らも見守っています。
除幕。ほんものそっくりに再現されたシートが現れました。
知事や市長が実際に席に座られていました。知事は帰り際に一般客らに向かって「乗りごごちいいですよ」と気さくに話しかけていたのが印象的。
裏には大きくE7・W7系のイラスト
12時より一般客の体験イベントが始まるので、それまでメディアの方々の取材です。アナウンサーが座ってレポートしていました。
会場にいたひゃくまんさん。かわいくない?と一時期話題になったキャラです。
加賀友禅や金沢城の中に石川県の文字。
百番街のマスコットキャラクター、百番さん(ひゃくばんさん)。紛らわしいですが、間違えないでください。横に見えるは金沢伝統箔オブジェ「なぎさの舞台」。百万石祭り盆正月にも展示されていたものだと思われます。
狭いですがひゃくまんさんも中に入ってました。
取材もすごいことに。
新幹線の開業を紹介するパネル。
列ができてます。裏手から入ります。
座席だけでなくデッキも忠実に再現されています。本物のE7系を取材されたメディアの方いわく、本物とほとんど同じ内装ということです。ちなみにここに展示されているのはJR西日本のW7のシートらしく、これまで公開されたE7系のシートとはほとんど違いはありませんが若干配色が異なるとのこと。
中に入ります。グランクラスの飾り柱が印象的。四季折々の北陸を表現しています。
こちらは春で、ツグミのイラスト
夏。クロユリやアユのイラスト
ちょっと暗いですが秋、マツのイラスト。冬は残念ながら展示されていません。
トイレや出口のドアまで再現
シートに進みます。一番最初の男性。関係者やメディアの方以外で初めてE7系のシートに座った方になると思います。
i北陸も座ります。このグランクラスのシート、レクサスのシートを手がけるメーカーが作成しており、価格はなんと約300万円。
ええと・・・
ボタン操作で動作するリクライニングになっています。読書灯やコンセント、呼び出しボタンがあります。
革張り
スーツかけ
窓のブラインド
上の荷物棚は飛行機のようにカバーがあり、鏡もあります。
ジュースを置くところは左の肘掛から出てきます。
フットレストもあり、 かなりゆったりとすごせます。
メディアの方をかき分け外へ。JRの方が記念品も配られており、北陸本線の鉛筆が入っていました。このあといろんな新聞社やテレビのインタビュー攻めに・・・。
座席シートは普段展示されるだけですが、12月14日、12月21日、1月4日、1月14日の4日間は10時~16時の間実際に据わってみることができます。まだチャンスはありますので皆様是非どうぞ。