2018年9月8日(土)、ライトアップやスカイランタンの打ち上げイベント「くりから山開山1300年AkaReeT(アカリート)あかりのアート」が津幡町の倶利迦羅不動寺 西之坊鳳凰殿で開催されました。石川県内初となるスカイランタンの打ち上げを一目見ようと、大勢の来場者が倶利迦羅不動寺を訪れました。
ライトアップイベントは7日~9日の3日間。スカイランタンの打ち上げは8日の19時半からです。2016年に富山県高岡市で「ファンタスティック in TAKAOKA」、2017年に福井県鯖江市で「スカイランタン in 西山公園」というスカイランタンの打ち上げイベントが開催されていましたが、石川県ではこのイベントが初のスカイランタンとなります。
道の駅横の臨時駐車場は、スカイランタン打ち上げに参加する方のみ利用可能。それ以外は、少し離れた農道に誘導されます。万灯会を超える量の車が並んでいました。周辺の道路では渋滞が発生し、打ち上げの時間に間に合わない参加者も。
シャトルバスの利用もしくは徒歩10分ほどで、倶利迦羅不動寺 西之坊鳳凰殿へ。入場無料。
お寺の境内が、赤や青のLEDでカラフルにライトアップされています。
色は少しずつ変化しています。
竹灯篭
毎年お盆に開催されれる万灯会・燈籠流しとは全く異なる雰囲気です。
また客層も、万灯会では年配の方や大量の三脚とフルサイズ一眼が目立ちますが、このライトアップイベントは家族連れや若者が多め、カメラも手持ちミラーレスやスマホが中心でした。
ランタンの打ち上げが近づくに連れて人が増えてきます。スマホの電波がイベント終了まで通じなくなるほど。
ランタン配布テント。前売り2500円、当日3000円。
スカイランタンといえば津南のように中にロウソクや固形燃料などを入れた紙風船を浮かべるイメージですが、こちらはLEDを仕込んだ風船を使用します。紐がつながっているので、しっかり握っていればどこかへ飛んでいくこともありません。
19時半を予定していた打ち上げですが、ランタンの配布が終わらない、想定以上の来場者のせいで渋滞が発生し、会場にたどり着けない参加者がいるとのことで、時間を30分延期します。
打ち上げ時刻が迫り、雨よけからランタンを取り出して待機します。
ライトアップが消灯しました。ランタンの打ち上げは20分間、最初の10分間はライトアップが消えて、ランタンの灯りのみが灯ります。
カウントダウンと共に、一斉にランタンが上がります。
BGMはディズニー映画「塔の上のラプンツェル」の挿入歌「輝く未来」
ランタンの数は400個にもなります。
ランタンは鳳凰殿の高さを超えており、見ごたえも抜群です。
ライトアップが再開。
もともと雨予報だったこの日、幸いランタンの打ち上げ時間帯に限り、雨が止みました。
20分間の幻想的な空間でした。ランタンは参加者が自由に持ち帰ることができます。
ランタンの打ち上げはこの日限りでしたが、ライトアップは9月9日まで開催されます。
一斉に来場者が帰路についたため、会場周辺の道路は渋滞。
臨時駐車場から一般道に抜けるまで、30分以上かかりました。