石川県小松市の小松空港は、台湾や韓国、香港、中国などアジア各国へ国際線が就航しています。この国際線をうまく利用すると、アジアだけでなくヨーロッパへ格安で行くことができます。
実際にエバー航空を利用し、台湾経由でオーストリア ウイーン/フランス パリへ行ってきました。その飛行機代。なんと税金・サーチャージ込みで往復「8万6千円」。乗り方を解説します。
エバー航空は台湾の航空会社です。羽田や関空だけでなく、小松空港など日本各地の地方空港へ就航しています。
ANAやJALに比べてチケットが安いので、安く台湾へ行くことができますが、LCCではありません。FSC(フルサービスキャリア)ですので、座席が極端に狭かったり古かったり、機内食や預け荷物が有料なんてこともありません。サービスも心配無用。ANAやJALと同じく、スカイトラックスの航空会社格付けで5つ星(5スター)に認定されています。
このエバー航空で世界各地への料金を調べてみると、驚くほど安いチケットが見つかります。
例えばこちら。小松から台北で乗り換えて、フランスのパリへ向かう予定。税金・サーチャージ込みでなんと9万円。
BR87 TPE-CDG
BR88 CDG-TPE
BR158 TPE-KMQ
同じような時間帯で、オーストリアのウィーンへ向かう行程。こちらは8万円台となっています。
BR65 TPE-VIE
BR66 VIE-TPE
BR158 TPE-KMQ
- なんといっても安い
- 小松出発が夜7時半なので、仕事帰りに移動すると必要な有休を減らすことができる
- パリには朝の7時ごろに到着するので、その日から遊べる。宿泊日数が減り、ホテル代が浮く
- 羽田や成田を経由するのと、所要時間は変わらない。
- 台湾桃園国際空港は施設が充実しているので、乗り継ぎ時間も快適に過ごせる
- ついでに台湾観光ができる
- CAさんがかわいい
- 台北-ヨーロッパ便の機内に、日本語を話せるクルーがいない
- 機内食が台湾人向けの味付け
- 機内エンターテインメントのコンテンツ、一部日本語無し
- 台北で乗り継ぎの待ち時間が8時間ほど(一度入国して台北観光ができるので、人によってはメリット)
- 羽田や成田で現地通貨やレンタルWi-Fiを用意するタイプの人は、別の場所で準備が必要
- マイルがつかない。運賃V・WはANAマイル積算率0%。SFC修行には使えません。
木曜日・日曜日はエバー航空小松便がないので利用できない→2020年4月16日から毎日運航
今回は、行きをオーストリアのウイーンにし、帰りはパリから台湾経由で小松の行程を組みました。この行程では、お値段8万6千円。下手な国内旅行より安くなりました。
目次
小松空港
では、実際に小松空港からウイーンへ向かいます。乗り方の解説といいつつ、ただの日記。長いです。
国際線を利用される方は、航空プラザ前に無料の駐車場があります。小松空港のカウンターで無料化の手続きが必要です。券を車内に置き忘れないようにしましょう。
国際線のカウンターで搭乗手続き。BR157は19:30出発。1時間前の18:30ごろにカウンターへやってきました。まったく列は無くスムーズにチェックインができました。
カウンター業務はANAに委託しているようで、日本人ですから当然日本語が通じます。ここで荷物を預けます。荷物は台湾で受け取る必要はなく、最終目的地のウイーンで受け取ります。
座席指定が済んでない方はここで座席を指定。上級会員は無料で購入時から、一般の方は出発48時間前から指定できます。
台北までのチケットと、台北からウイーンまでのチケットを発券してもらいました。小松空港の国際線ターミナルには、ラウンジがありません。その代わり、上級会員(ANA SFCなど)やビジネスクラス搭乗者は小松空港のレストランで使用できる1,000円分の飲食券がもらえます。
飲食券が使えるレストランは2階出発ロビーに多数
どこでも使えます。1,000円を超える場合は差額を支払います。
ただしこの後、小松-台北便の機内食、台北でのラウンジ、台北-ウイーン便の機内食と晩御飯が3回続くことになります。ガッツリ食事はせずにお刺身3種盛とビールのセットをいただきました。
ちょうど1,000円なので、飲食券をお持ちの方に人気のようです。
19時頃。保安検査、出国審査を受けます。列は特になし。団体さんは、もっと早い時間に手続きを済ませているようです。保安検査は国内線のものより厳しく、全身をスキャンするタイプのものでした。
出国審査。パスポートを見せるだけです。特に何も聞かれません。
出発待合室。ゲートが1つとお土産屋さんがあるだけの、狭い作り。搭乗客らで椅子は混雑していました。
この日は小松の国際線では最大規模のA330での運行。臨時の椅子も並んでいました。ほとんどが台湾人のようでした。
トイレは1か所。女子トイレは列ができていました。
免税店。化粧品屋、お土産、時計、旅行グッズなどを販売。
奥にはガチャポンコーナー。余った小銭をオモチャに!
本日の乗機がBR158便としてやってきました。夏の間は大型のA330-300での運行。普段はシングルアイル機のA321です。
搭乗は、搭乗券に記載されたゾーンの順番となります。ゲートに並んだ順番ではありません。ビジネスクラス搭乗者とエバー航空/スターアライアンスの上級会員(ANA上級会員含む)が優先されます。
搭乗券とパスポートを用意します。
ゾーン1の方から搭乗開始
BR157 小松-台北 桃園
PBBを進みます。PBBは1本のみ。
搭乗。ビジネスクラスを通り過ぎます。近距離路線ですが普段は東南アジア便にも使用される機材。フルフラットになる座席です。
エコノミークラスへ
配列は2-4-2
CAは7名ほどが乗務。うち、日本人CAが2名おりました。日本人クルーの人数は日によって異なります。
座席にはイヤホン、枕が用意されていました。ブランケットは無し。
レジ番はB-16339
製造から2年程度のまだ新しい機材です。
オーバーヘッドコンパートメント
パーソナルモニタ
バルクヘッド席はひじ掛けからモニターを取り出して使います。離着陸時は使えません。
搭乗時は操作ができません。
充電用のUSBポート
全員が搭乗し、小松空港を出発します。
離陸しても、しばらくはシートベルト着用サインが消えません。でも、乗客らは勝手に席を立ちます。CAさんも特に注意はせず。以前エアチャイナに乗った時もそうだったので、中国・台湾の航空会社はそういう文化なのでしょう。
ANA便・JAL便に乗った際にシートベルト着用サインを無視して注意される中国人をたまに見かけますが、文化の違いです。
台北まで、約2時間半のフライトです。
パーソナルモニタを見てみます。中国語(繁体字)表示になっていました。
日本語、英語、簡体字に切り替えができます。
コンテンツは映画、テレビ、地図表示、ゲームなど
映画
映画の一覧は、事前にエバー航空で確認ができます。邦画も少しだけありました。
日本語が選べる映画もありますが、日本語吹き替えどころか日本語字幕すら無い映画もあります。
飲み物メニューがシートポケットに入っていました。アルコール類、ソフトドリンク。CAさんに英語か指差しで注文します。
しばらくして機内食のサービスが始まります。
機内食。短距離路線なためか、1種類のみ。カレーでした。機内食の後、コーヒーとお茶のサービスがあります。
化粧室。ハンドウォッシュ、フェイシャルミスト、アロマミスト、ハンドローションがありました。自由に使えます。
沖縄近くまで飛んできました。
2時間半ほどのフライトで台湾に到着。
桃園国際空港
ここでウイーン行き(パリの方はパリ行)に乗り継ぎます。次の便まで2時間。台湾へは入国せず、「Transfer(乗り継ぎ)」の案内に従って進みます。
まれに第2ターミナルのゲートがいっぱいで、第1ターミナルに到着することがありますが、その場合は第2ターミナルまで歩きます。よくわからなくても、流れに沿って行けば問題ありません。
なお、桃園国際空港では無料のWi-Fiが使えます。登録なども不要。乗り継ぎの短時間のためだけに、台湾用のポケットWi-FiやSIMカードを用意する必要はありません。
乗り継ぎのカウンターへ。台北-ウイーン行きの搭乗券を提示します。また、再度手荷物検査があります。
一時的に入国することも可能ですが、あまり時間が無いのでお勧めしません。入国審査と出国・再保安検査に1時間程度かかるので、ここで入国する意味はないでしょう。
乗り継ぎの手続きを終えると、台湾 桃園国際空港の出国審査後エリアに合流します。
お土産屋や免税店、飲食店、無料で使えるシャワールームなど時間をつぶせるものは多数あります。
エバー航空のラウンジを利用してみましょう。
ウイーンまでの搭乗券を提示して、EVA AIR Lounge The Starへ。このラウンジのほか、スタアラ向けではシンガポール航空のシルバークリスラウンジもあります。
ビジネスクラス搭乗者、スターアライアンス ゴールド会員(ANA SFCなど)が利用できます。
フードコーナー
充実したメニューです。
豚の角煮的な料理
鶏肉料理
マカロニサラダ
チャーハン
蕎麦
サラダ
焼き芋やパン
アイス
ドリンクコーナー
アルコール類
ラウンジから、搭乗ゲートまで移動。ゲートにもよりますが、5分~15分ほど歩きます。
BR65 台北 桃園-ウイーン
オーストリア ウイーン行きBR065に搭乗します。
機材はB777-300ER
チケットを購入した際にはB787での運行予定でしたが、機材変更となったようです。
搭乗。ビジネスクラスを通り過ぎます。
もともとエコノミーの前方のほうの座席を指定していたので、機材変更に伴って座席はプレミアムエコノミーになりました。
通常のエコノミーよりも、スペースが広く、快適です。
配置は2-4-2。先ほどの小松-台湾便と同じですが、更に大型の機材ですのでシートは広めです。
あくまで機材変更によるものなので、アップグレード扱いにもなりません。
座席のみの変更なので、プレミアムエコノミーのサービスは受けられません。
ちなみに後方 本当のエコノミークラスは3-3-3
収納スペース
バルクヘッド座席のモニターは壁に備え付け。
離着陸時も鑑賞可能
手で触って操作するにはちょっと遠いので、手元のコントローラーを使用します。
収納ポケット。本来プレエコのみのサービスであるスリッパはそのまま用意されていました。
足元にはUSB電源と、ユニバーサルタイプのコンセント。日本のACコンセントがそのまま使えます。
ビジネスクラスに空席はあるようですが、インボラは無し。
桃園国際空港を離陸
ウイーンまで、12時間の長いフライトです。
今回の飛行コース。やたらとジグザグに飛行します。
たまに、中国を迂回し、一度日本海まで北上してロシア上空を飛行するこんな大回りなコースも。
台湾の航空会社は、基本的には中国上空を飛行できません。飛行する場合も、一度香港上空を経由する決まりがあります。そのため、こんな無駄な飛び方をします。
機内食とドリンクのメニューが配られました。
機内食は離陸後に夕食1回、夜中に軽食(サンドイッチ)、着陸前に朝食が出るようです。それぞれメインディッシュが2種類から選べます。
パーソナルモニターを見てみます。
台湾-ウイーン便は、日本とは全く関係のないフライトですが、先ほどの機材と同じく日本語が選択できました。
機内はほとんどが台湾人と欧米人。日本語が話せるCAさんもいません。
お手洗い。先ほどのミストやローションに加えて、歯ブラシ、アイマスク、耳栓が自由に使えます。
離陸後すぐにおつまみが配られました。
機内食をいただきます。すでに小松-台湾便、ラウンジと2回夜ご飯を食べているので、すでにお腹はいっぱい。
香港あたりから中国の領空に入ります。
日本時間では深夜。仮眠します。
起きたらパキスタンだかアフガニスタンあたりを飛んでました。
外の様子。
トルコあたりを飛行。まだ先は長いです。
着陸2時間前。朝食のサービス。洋食を選択。
外もうっすらと明るくなってきました。
ヨーロッパ上空へやってきました。多分ルーマニアらへん。
ウイーン国際空港に到着。
ウイーン国際空港
ターミナル3につきます。
Arrivalへそって進みます
入国審査。20分ほど並びました。ビザは不要。シェンゲン協定があるため、ウイーンで入国すればEU内ほとんどの国を、入出国審査なしで移動できます。
ここで荷物を受け取ります。税関を抜けて無事到着です。
空港からRJなりCATなりで、市内へ向かいましょう。
朝の8時ごろにはウイーン市内に入れます。到着してすぐに観光を始められます。
パリ シャルルドゴール国際空港
こんどはフランス パリから台湾を経由し、小松に戻るまでの流れです。BR088便を利用します。
出発2時間前の朝9時半ごろ。シャルルドゴール国際空港のターミナル1へ。エコノミークラスのチェックインは行列ができていました。
エコノミーに乗りますが、スターアライアンスゴールド会員なのでこの列に並ばずビジネスクラスカウンターを利用します。
荷物は台北で受け取らず、小松まで預けます。機内持ち込み手荷物に、台北で必要な着替えなどは移しておきましょう。
チェックインは現地の企業に委託しており、日本語どころか中国語も通じません。エバー航空の地上係員が1人だけおり、各カウンターを見て回っています。
ただ現地の企業へ委託し日本語が通じないのはエバー航空だけでなくANAも同じ。そもそも大した会話はしないので、片言の英語で問題ありません。
小松までのチケットを発券してもらいました。スターアライアンスゴールド会員は、出国審査や保安検査で、優先レーンの「Access No.1」が使えます。
制限エリアに移動します。搭乗券をスキャン。
出国審査へ。特に何も聞かれません。
出国審査を通過。お土産屋さんが並びます。
シャルルドゴール空港のスターアライアンスラウンジへ
食事
この後の13時間のフライトに備えて、がっつりいただきます。世界各地の空港ラウンジ回りましたが、CDGのラウンジの料理の味は上位クラスだと思います。
アルコール類
小松到着まで約24時間。車で小松空港に来ていても、まだ飲んでも大丈夫です。でも飲みすぎないように。
ラウンジからゲートへ移動。CDGは各ゲートの前で手荷物検査や保安検査が必要です。ギリギリに行くと並びます。
ゲート前
お土産屋さんやPS4コーナーがあります。
BR88 パリ-台北 桃園
機材はB777-300ER。往路と同じですが、座席の配列が異なります。
ゲート54とゲート53のPBBを繋げています。ビジネスクラス、スターアライアンスゴールド会員の優先搭乗は54から搭乗します。チケットのゲートが手書きで修正されていたのはこのためです。ゲート53は長い列になっていました。
搭乗券とパスポートを見せて、PBBへ
機体に乗り込みます。
ゲートピンポンを期待しましたが、そう簡単にあるはずもなく
またしてもビジネスクラスを通り過ぎます
でも、エバー航空はビジネスクラスも(比較的)安いので、現実的な値段で乗ることができます。
プレミアムエコノミー。復路はこちらの座席ですらありません。
エコノミークラスへ
エバー航空のB777は、エコノミーの座席が3-3-3の9列のものと、3-4-3の10列のものがあります。
9列から10列に改修を進めています。今回は残念ながら10列の機材でした。
当然座席の幅は狭くなります。
シートピッチは可もなく不可もなく
パーソナルモニタ
モニター下にUSB電源があります。
座席は4列でも、足元のスペースは3個のまま。これは争いが起きるのでは・・・
ただ、離陸前に非常口近くの座席に座っていた女性の乗客から、「シートを代わらないか」とのオファーを受けました。私の隣にいた方が、旦那だったらしい。
ってことで、荷物をもって非常口座席に移動。足元が広くなりました。当然万が一の際は避難誘導を手伝わなければいけません。CAさんに英語で脱出シュート操作のレクチャーを受けます。
飛行コース。またずいぶんとジグザグに飛びます。
バルクヘッド座席は、離陸後にひじ掛けからモニターを取り出します。
A330や往路の777よりも、新しいバージョンの機内エンタメシステムが入っていました。
ただ映画やドラマのコンテンツは変わりません。
機内食。モニターで確認可能。離陸後に1回、夜食にサンドイッチ、到着前に朝食です。
アルコールメニュー
地図のソフトも、ANAと同じパナソニック アビオニクスのVoyager 3D
中身はAndroidのようです。いじってたら、アプリの切り替え画面が表示されました。
離陸後、おつまみとドリンク、台湾入国カードが配られます。
お手洗いには往路と同じく歯ブラシ、アイマスク、耳栓。無くなったらCAさんが随時補充してくれます。
機内食1回目
13時間の長いフライト。到着するころにはフランス時間では夜でも、台湾時間では早朝。時差ぼけを直すため、睡眠をとります。
台湾が近づいてきました。
朝食
台湾 乗り継ぎ弾丸観光
台湾時間朝6時半ごろ。桃園空港に到着です。次の小松便は午後2時40分と、8時間も時間があります。往路と同じく乗り換えに進んで、空港で過ごしてもいいのですが、せっかくなので台湾に入国してみます。事前に申請とかいらないので、空港ついてからの気分や体調次第で大丈夫です。
入国審査。入国カードの現地滞在先は「Transit(BR158)」と書いておきましょう。
荷物は指定していない限り、台湾で受け取る必要がありません。台湾で必要な荷物はフランス出発前に分けておくように。
到着ロビーへ。ここから、MRTで台北市内へ1時間ほど。早朝はどこも営業していませんが、台北101や故宮博物院など、どこか1つに的を絞れば弾丸観光は可能です。
台湾観光をするのなら、台湾ドルの用意が必要です。MRTはクレジットカードが使用できません。何度も台湾に来ておりイージーカードをお持ちであれば不要。また、台湾で使えるSIMカードやWi-Fiも用意しましょう。
桃園空港
出国審査が並ぶので、出発2時間前には空港に戻るようにしましょう。タクシーなどで、間違えて台北松山空港へ行かないように。
すでに搭乗券はパリで受け取っているので、搭乗手続きは桃園空港では不要です。
荷物検査や出国審査。いつも混んでます。30分以上はかかります。
空港には、だれでも15分間無料で使えるシャワールームがあります。受付も不要なので、タオルだけもっていけば暑い台湾観光のあともスッキリ。
シャワー入り口はここが目印
往路で使ったラウンジへ。ラウンジが使えるステータスなら、ラウンジのシャワールームのほうがきれいです。
小松空港に車があるなら、もうお酒は飲めません。
小松便の搭乗ゲートへ向かいます。
この先何も暇つぶしできるものは無いので、早めに行く必要はなし。
BR158 台北-小松
搭乗ゲート前。やっぱり台湾人が多め。
使用する飛行機が遅れたので、出発が遅れるようです。CAさんもようやく乗り込み。
搭乗開始。真っ先に乗り込みます。
機材はA330-300。B-16339なので、往路と全く同じ機材でした。
エコノミークラスへ
団体客らは機内の後方を利用することが多いので、前方は空いてました。
今回は窓側の席を利用。
隣に誰も座ってこなかったので、広々と使えました。
パーソナルモニタ
コンセントは足元
CAさんは日本人が数名いたのみ。
ここまで長いこと飛行機に乗っていると、興味のある映画はだいたい見終わっているので、見るものがありません。暇つぶしの道具は自分で用意しておきましょう。
小松まで、3時間弱のフライトです。
桃園を離陸。
ドリンクメニュー
最後の機内食。往路と同じくカレーでした。
お手洗いには、歯ブラシ、アイマスク、耳栓はありません。
スマホのSIMカードを日本のものに戻し、お財布の中身を日本円に入れ替えたりしつつ時間をつぶします。また、税関で必要な「携帯品・別送品申告書」を書いておきましょう。
シートベルト着用サインがオン
金沢上空にやってきました。見慣れた建物が夕日に染まっています。
小松駅
ラストチャンスエリアに並ぶF-15が見えました。
小松空港に到着
PBBは1か所。ビジネスクラスから先に降りるのでエコノミーは待ちます。
日本に到着
機材はすぐに、折り返しBR157便で台湾に戻ります。
荷物を受け取って、税関検査を通り抜けて小松に到着しました。
今回はエバー航空を利用しましたが、同じように韓国乗り継ぎで大韓航空、上海乗り継ぎで中国東方航空を利用すると、更に世界が広くなります。