2016年1月10日(日)、金沢市消防出初式が開催されました。この時期全国各地で消防出初式が行われますが、金沢市では観光地金沢城公園で加賀鳶はしご登り演技や一斉放水が披露され、訪れた観光客らを魅了しました。
会場は金沢城公園の新丸広場
大勢の見物客らに囲まれて、消防団員が整列しています。
金沢市内の49分団、消防団員1000人以上が参加します。
後方には各分団の消防車が並びます。
この後の一斉放水で使用します。
各分団の纏
初期の頃は各分団が各々の形を使用していましたが、現在では金沢市の徽章「梅」を金箔で装飾したものが使われています。
金沢市市長による観閲
消防出初式は例年天気が悪く、ひどい時には雪の降る中開催されるイメージですが、今年は小雨に留まってくれました。
市長や県知事らによる訓示、表彰が行われます。
続いて加賀鳶の披露へ。法被を着た演技者がハシゴに登ります。
火の見から始まり、27個の技を披露します。
木遣り隊による「木遣りくずし」合唱
ハシゴ上りの演目は、江戸時代に火消しが風向きや火事の状況を観察するためハシゴに登っていたのがその始まりです。
はしごの高さは6メートルもあります。
さかさ大
八艘飛び
肝返り
連続技の「鶯の谷渡り」
敬礼
加賀鳶の勇敢な様を披露しました。
最後に、裸放水が行われます。
暖冬の影響で雪が無く、例年に比べて温かい気温ですが、それでも褌一丁は寒そうです。
纏が振られます。
消防車からサイレンが鳴り響き、放水開始
空に向けて放水。
すぐに虹が出てきました。
しっかり支えていないと垂直に上がらないので大変そうです。
撤収後は川のように水が流れてきました。