2019年1月6日(日)、金沢市消防出初式が開催されました。この時期全国各地で消防出初式が行われますが、金沢市では金沢城公園で加賀鳶はしご登り演技や一斉放水が披露され、正月休み最後の日に金沢城を訪れた観光客らを魅了しました。
会場は金沢城公園の新丸広場。気温は低めでしたが雨は振らず。広場が泥濘んでいるので、防水性が高い靴が必要です。
イベント開始は10時から
お堀に並んだ消防車。金沢市各地の消防団が一同に集結します。
消防音楽隊もスタンバイ。
式典が始まります。
消防団の皆さん。各地区の纏を掲げています。金沢市の徽章「梅」を金箔で装飾したものが使われています。
金沢市では、3消防団49分団、基本団員定員1,232名、機能別団員定員245名以内で構成されています。
こちらは消防職員
金沢市長による巡閲
市長や県知事らによる訓示、表彰。
式典の後、加賀鳶が披露されます。はしごが一斉に立てられます。
法被を着た演技者がハシゴに登ります。
火の見から始まり、27個の技を披露
演目中、木遣り隊による「木遣りくずし」の合唱が響きます。
ハシゴ上りの演目は、江戸時代に火消しが風向きや火事の状況を観察するためハシゴに登っていたのがその始まりです。
はしごの高さは6メートルもあります。
連続技「鶯の谷渡り」で締めを飾りました。
最後に、一斉放水が行われます。
消防車から一斉に放水。しっかり支えていないと水柱が垂直に上がらないので、見た目以上に難しい技です。