金沢城公園 鷹匠による放鷹術の実演イベント2019

2019年2月24日(日)、金沢城公園で鷹匠による放鷹術の実演イベントが行われました。2014年から始まったこのイベント、今年で6回目になります。ハリスホークやオオタカなど引き連れて、日本放鷹協会の鷹匠らが振替、群舞、振鳩と言った技を披露しました。

江戸時代に楽しまれてきた鷹狩が明治維新で途絶えてしまい、新政府が落ち着くまでの間、加賀藩が鷹匠を保護していた由縁があります。

会場となる金沢城公園へ。いいお天気です。

午前11時、午後2時の2回実施されました。

お城をバックに三の丸広場で実施されます。

広場の周りには大勢の観光客。

そして順光側のエリアには大量の望遠レンズ。

まずは広場の周りを鷹匠の方が一周しお披露目します。

司会を務める波多野鷹匠。鷹装束を纏っています。鳥打帽、神取(コート)、野半纏、股引が特徴。

橋爪門に向かって合図を出します。餌合子とよばれる餌が入ったケースをカチカチと音を立てて鷹を呼びます。

勢いよく鷹が飛び立ちます。

腕に向かって、見事に飛んできました。

すぐに餌を食べさせます。

「振替」と呼ばれる技を披露。

2人の鷹匠の間を、鳥が行き来します。

続いてベンガルワシミミズク

疑似餌を捕まえる「振り鳩」。

鷹匠が操る疑似餌を捉えます。こちらはセアカノスリとハリスホークのハブリット。

子供達や一般の方々も体験。

お殿様に鷹狩を楽しんでもらうため、素人でも扱える鳥を調教する技術も鷹匠には求められます。

小学生ぐらいのお子さん2人、大人2人の4人が体験されました。

観客スレスレを飛ぶことも。

オオタカの登場

実演の終了後、写真撮影や質問に応じられていました。