高岡関野神社の春季例祭「高岡御車山祭」が毎年5月1日に開催されます。前日の4月30日には宵祭として御車山ライトアップや組み立て前の御車山の展示、試楽、巫女の演舞が披露されます。
富山県に多数ある曳山の中で最古の祭で、国の重要有形民俗文化財・無形民俗文化財に指定されている他、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
高岡市の山町筋へ。瑞龍寺のライトアップも合わせて開催され、会場とをつなぐ無料のシャトルバスも運行しています。
高岡駅周辺から多数の露店が準備していますが、宵祭で営業しているのはごく一部。
7基の山車のうち、2基がライトアップされます。
NTT西日本高岡市外ビル駐車場では、御馬出町の山車が展示されています。
ライトアップされる山車は本祭前に組み立てられています。
すぐ近くで、山車を眺めることもできました。重さ3トン、子供が8人が上部に、演奏のため大人が内部に入り、16人で曳きます。
こちらは小馬出町の山車。高岡御車山会館で常設の山車を除けば、今日時点で組み立てられているのはこの2基のみ。
ライトアップ以外の山車は、まだ組み立てが終わっていません。本祭の朝から組み立てを始め、まつりが終わると解体されます。こちらは木舟町の山車。
山車に乗せる大黒天人形と幔幕を、山宿と呼ばれる町内で持ち回りの家で一晩お守りします。
守山町の山車。
こちらの山宿では、宴会が行われていました。山宿は一生に何度もあることではないので、名誉に思い丁寧に人形をお守りします。
守山町にある高岡御車山会館は、開館時間を延長し夜9時まで営業。さらに無料会館となっています。
内部では御車山の歴史や、実物が年中展示されています。
通町の山車が中央に飾られていました。
こちらは明日、ドアが開いてここから出発します。
平成の山車も飾られています。
中には太鼓の達人のようなゲームもあります。
御馬出町のライトアップ前では、巫女舞の奉納が行われました。
この巫女の演舞は今年で5回目です。
高岡市長も交えて記念撮影
本祭は明日、5月1日に行われます。