日本三大子供歌舞伎の1つである小松 お旅まつりの曳山子供歌舞伎上演が5月9日から11日の3日間開催中です。中でも2日目は8基すべての曳山が勢揃する「曳山八基曳揃え」が行われました。
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小松市で最大規模となるこのイベント、臨時の無料駐車場はあちこちに用意されています。こちらは出荷前の建機が並ぶコマツウェイ総合研修センター。旧コマツの工場跡地で普段はサイエンスヒルズこまつの無料駐車場になっているところです。広大な敷地があるため、満車になることは無いでしょう。また、小松駅のすぐそばで開催されるので鉄道でのアクセスも便利です。逆に一番不便なのが自転車で、駐輪場が溢れかえっていました。警備員もこれ以上駐輪できませんとアナウンスしていた時間帯もあるためご注意下さい。
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お旅まつり歌舞伎市では、子ども歌舞伎以外にもグルメやステージイベントなど様々な催し物が開催されます。会場マップとイベントスケジュール。
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小松駅から小松空港に至る細工町交差点は終日通行止め。他の周辺道路も時間帯を分けて通行止めになっています。ここは沢山の屋台が並び、大勢の人で賑わっています。
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目次
曳山五基曳揃え
花道広場よろっさ(こまつ曳山交流館みよっさ前)では、今年の当番町である寺町と八日町のほか、大文字町、西町、龍助町の橋南5基の曳山が勢揃いする曳山五基曳揃えが行われました。
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大勢の見物客が。天気にも恵まれましたが、見事に逆光でした。
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こまつ姫御前の方々も会場を案内しています。
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曳山
お旅まつりの曳山は、200年以上前の江戸時代に製造されたものです。こちらは大文字町の曳山。
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電球の取り付けなど様々な改修を行いながら、現在まで使用されています。もともとは10基ありましたが、戦前に火事で2基が焼失しています。
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天井には牡丹に唐獅子の彫刻。
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普段は蔵に入っていますが、最近完成した曳山交流館みよっさで、8基の曳山が2基づつ交代で展示されています。
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子供歌舞伎
集まった5基のうち、今年の当番町である八日市町と寺町の曳山で「子ども歌舞伎」が披露されます。八日市町 絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段。
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傾城阿波の鳴門 どんどろ大師の場
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小学3年生~6年生の女の子5人で演じます。
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イベント会場を散策
猫橋飴屋通りでは、ブラジル、ネパール、インドネシアなど世界9カ国の料理が楽しめる春の国際食ブースとなっています。本場の料理のお店が並びます。
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商店街内にもステージがあり、バンド演奏やブラスバンド演奏、空手の演武が行われました。
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朱門通りはお茶席。
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三の市朱門広場では雑貨品の販売。
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曳山行列
曳山250年を記念して、五基の曳山が細工町交差点へ移動する一斉行列が行われました。各町会の代表8人と神職らによるお祈りによる出発式からスタートです。
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曳山はタイヤは曲がらないので方向転換が大変です。前方を木の棒で持ち上げ、ロープで引っ張って向きを変えます。
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この木の棒でテコのように持ち上げますが、だんだんとすり減ってボロボロになっていました。
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声を掛け合い、何度も持ち上げながらの方向転換も見どころの1つです。
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ジャッキ使って持ち上げる町も。
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笛の演奏とともに、れんが花通りを小松駅方面へ進みます。
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行列の先頭が八日市町で、寺町が続きます。
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その後ろを大文字町、西町、龍助町が続きます。
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行列と言っても、出発準備に手間取ったのか間隔があるので一列に並ぶことはありませんでした。
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曳き手は各町の若い衆が担当しますが、人手不足もあり石川県内の大学生を公募しました。
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曳山に乗った人が拍子木を叩きながら誘導します。
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小松駅前の交差点で、車を一時通行止めにしながら回転します。
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別に通行止めにしているわけではないので、横をバスも通ります。
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こまつ芸術劇場うららの前を通る曳山。
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5基が細工町交差点を目指します。
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曳山八基揃え会場に到着。それぞれ方向転換し一列に並びました。
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隣の曳山とぶつかりそうになる場面も。
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曳山八基曳揃え
現存する曳山すべてが一斉に集まり、光輝く中、歌舞伎の演舞が行われます。
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こちらの会場にも大勢の人がいます。ケーブルテレビの生中継もありました。
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曳山が8基揃いライトアップされる姿は壮観で、大勢のカメラマンが並んだ姿を撮影していました。
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さすがの金箔だけあって、金色に光り輝いています。
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さきほどと同じく、八日市町の太功記十段目 尼ヶ崎の段
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寺町。この日3度目の演舞ですが、疲れは見られません。皆さん3ヶ月前から練習に励んできました。
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流行語の「お・も・て・な・し」や「今でしょ」、メタ発言などが飛び交い会場が笑いに包まれました。
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最後は出演者が揃い五穀豊穣の祈願
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歌舞伎の街小松を象徴するこのイベント、子ども歌舞伎は12日まで開催されます。
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