富山県伏木港に、日本海側では初めてクルーズ船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」が寄港しました。世界第4位の総トン数ということもあり、花火などのセレモニーが盛大に行われたその様子をレポートです。
会場の伏木港。フェンス前の駐車場に止められるのは伏木港クルーズ客船歓迎クラブの会員のみとなります。
そしてフェンスを超え、ふ頭に入れるのも伏木港クルーズ客船歓迎クラブのみになります。
非会員の方はこのようにフェンス越しに船を見ることになり、記念セレモニーは見学できません。伏木港クルーズ客船歓迎クラブは無料で入会でき、今後船の入港お知らせも届くのでぜひ入会しておくことをおすすめします。
大きすぎて船の全体が写りません。全長311メートル。総トン数13万7000トンとそれまで入港した飛鳥Ⅱやコスタ・ビクトリアの倍の重さがあります。
ケバブやカレーパンの販売。
船からは記念セレモニーを眺める乗客がずらり。今回のクルーズでは2500人の乗客が乗船しており、欧米人1200人、韓国・香港・中国人1200人、日本人100人などグローバルなものとなっています。アナウンスも日本語・英語両方流れます。
乗客のためのシャトルバスが運行していたようです。
お見送りのためのタオルを無料配布していました。
立山連峰と伏木港の文字、今日の日付、Voyager of the Seasの文字。今日のための特別なものです。これは嬉しい記念品。
会場には無料のWi-Fiスポットも。
近くで見るとマンションかホテルのようです。
高岡市のマスコット利長くんもタオルを巻いてお見送りです。
すべての乗客が乗船したので、タラップを収納します。
よさこいソーランや高岡商業高校マーチングバンドの演奏を行います。
高岡商業高校の皆さん。
演奏に集まったクラブ会員や乗客の方から拍手が起こります。
ロイヤルカリビアンインターナショナルのロゴが点灯しました。
見物客も増えてきました。
6時20分ごろ、いよいよ出港
岸から「さようならー」という声が何度も響きます。
配布していたタオルを皆さん降ってます。
乗客の外国人の方も降ってくれてました。
あっという間に岸を離れました。伏木港まつりで見学したタグボート「日本海」がこの巨体を引っ張っています。
ここで打ち上げ花火が上がります。
何故か会場で流れるBGMはスター・ウォーズのテーマ曲。
新湊大橋と。
伏木港を出港したボイジャー・オブ・ザ・シーズは9月11日に北海道の室蘭港へ入港します。