伏木港 クルーズ船「MSCスプレンディダ」船内見学

2018年5月8日(火)、富山県高岡市の伏木港に、スイス船籍のクルーズ船「MSCスプレンディダ」が入港しました。ボイジャー・オブ・ザ・シーズダイヤモンド・プリンセスを超える全長333.3メートル、総トン数137,936と、過去に伏木港や金沢港に入港した船の中では最大のサイズとなります。船内見学する機会がありましたので、船内の様子をご紹介します。

MSCクルーズはヨーロッパを拠点とするクルーズ会社で、今回が初の日本発着クルーズとなります。

横浜、伏木富山(富山県)、金沢(石川県)、舞鶴(京都府)、釜山(韓国)、鹿児島(鹿児島県)、高知(高知県)、横浜を巡る10日間のクルーズで、代金は お一人様98,000円からとなっております。1泊1万円で食事付きと考えると、意外にもリーズナブルなクルーズです。

MSCスプレンディダは2009年に初就航した船で、その巨体のあまり横浜ではベイブリッジをくぐることができず、大桟橋埠頭ではなく大黒ふ頭に接岸しています。

MSCクルーズのファンタジア・クラスと呼ばれる船で、同型船が4隻あります。

今回の伏木港寄港は、日本発着クルーズですが、日本だけでなくアジアをターゲットとした配船で、特に中国を意識しています。船内外に中国語の表記が目立ちます。

それでは、船内見学を行います。MSCクルーズのスタッフさんが、船をガイドしてくださいました。

乗船許可証と、免許証やパスポートなどの身分証明書を提示し、手荷物検査を受けます。(撮影禁止)

乗船。

船内は18階まであり、エレベータを使用します。

船内は地中海を意識した作りとなっています。

アトリウム。船内中央の吹き抜け。

階段にはスワロフスキーがあしらわれています。

豪華な内装が眩しいです。

14階。室内プール「レクアトーレ」がありました。

室内なので、天候が荒れてもプールを楽しむことができます。

このルーフは天気がいいときは開きます。屋外プールになります。

プールサイドにはバーも併設

ちなみに食事は基本的に食べ放題(一部店舗を除く)ですが、飲み物は別料金です。

各種スパコーナーやマサージ、ジム、化粧品などの販売もこちらのフロア。

メインプール「アクアパーク」

気温が低かったので、流石に屋外プールで泳いでいる方はいませんでした。

プールサイドには休憩コーナーもあり、カードゲームなどをして乗客らは楽しんでいるようです。

ここからの長めはこんな感じ。

メインプールのサイドにはアイスクリームショップ・バーも。

奥へ進みます。ビュッフェレストラン「ボラボラ」。

レストランは船内に多数あります。

見学の時間帯、食事の時間ではなかったので、並んでいる食事は少なめでした。

船尾へ進みます。こちらにもプールがあります。雨晴海岸が見えます。

16階のデッキを進みます。ジョギングコースやスカッシュ、シャッフルボート、バスケットボールコートなどの施設があります。

最上部からの眺め

ファンネル

ウォータースライダー。

キッズルーム

ディスコ「クラブ33」

中華料理店「チャイニーズホットポット」

7階へおります。

こちらも中華料理のレストラン

写真館

ステーキハウス「ブッチャーズカット」

アフトラウンジ。

船尾にあるショーも開催されるラウンジです。

座・パープルジャズバー

スポーツバー

こちらにはボーリングコーナーがあります。

 

ピアノバー

ピアノの生演奏が楽しめます。

シアター「ザ・ストランド」。座席数1603の巨大なシアターで、オリジナルショーなどが行われます。

パティスリー&ジェラート「ラピアツェッタ」

カジノへ

スロットマシーンや各種テーブルゲームが楽しめます。日本領海を出てから営業します。

メインダイニング「ラ・レッジャ」

こちらで地中海料理や世界各地の極上料理が提供されます。

オプションツアーの案内がありました。富山では立山アルペンルートや黒部渓谷トロッコ、岐阜の白川郷などを楽しんだようです。

船室前の廊下がこちら。長い通路に部屋が多数あり、乗客は今回3082人にもなります。

以上で下船となります。

約1時間ほど見学コースを回りました。

午後9時頃、花火のお見送りとともに金沢港に向けて出港しました。

5月9日(土)午前8時に、MSCスプレンディダは金沢港に寄港します。