4月のW1編成陸揚げ・陸送から始まったW7系の白山総合車両基地への搬入も、いよいよ最後を迎えます。11月7日、E7・W7系のうちJR西日本が管理するW7系の最後のW10編成 9号車~12号車が金沢港に陸揚げされました。
北陸新幹線開業まであと4ヶ月ちょっと、最後の編成の到着です。本日陸揚げしたのは9号車~12号車の4両、みなと会館のHPで珍しく陸揚げ日が告知されました。残りの車両は9日と13日に到着するそうです。
製造は近畿車輛。大阪からここまで運んできました。近畿車輛は川崎重工や日立と違ってパターンが読めません。いつ陸送でしょうか。
以前陸揚げした近畿車輛製造のW7編成と同じく、連結部のカバーが外されていました。
グランクラスが道路沿いにおいてあるので、見物しやすくなっています。
E7系も最近F12編成まで陸送されたそうなので、E7・W7系全27編成のうち22編成が揃いました(W10はまだ途中ですが)。
北海道で北海道新幹線H5系の搬入が始まり、世間の注目がそちらに向いていそうですが、北陸新幹線はこれからが本番です。
ということで、松任の白山総合車両基地にはW1編成~W9編成の9編成が待機していると思われます。
こちらは数日前に撮影した車庫。試験走行が終了したとはいえ、車両基地内での車両の移動は頻繁に行っているようです。
最近では外から普通に見えるところに新幹線が置かれることも、珍しくなくなってきました。
10月までに鉄道運輸機構による試験走行を終え、これから国土交通省による完成検査やJR東西による本格的な運用を想定したテスト・訓練に入るとのことです。