小松基地航空祭2018 予行 撮影ポイントの様子

9月17日(月・祝)に開催される小松基地航空祭に向けて、各プログラムの予行演習・訓練が小松基地で行われています。9月11日~12日には総合リハーサルが行われ、ブルーインパルスや岐阜基地リモート以外の、小松基地所属部隊による当日のスケジュールに合わせた確認が行われました。また、前日の16日には松島基地よりブルーインパルスが飛来し、こちらも予行を実施しました。

毎年のことですが、航空祭当日の小松の天気はイマイチ。去年に至っては台風で中止。少しでも天気の良い予行を楽しもうと、県内外から大勢のファンが基地外周に集まりました。

各撮影ポイントの様子と、予行で実施したプログラムです。

撮影ポイント

予行は関係者や地本経由の見学者等を除き、基地内から見ることはできません。基地周辺から、周辺住民や空港利用者の邪魔にならないよう観覧します。ブルーの予行は空港駐車場が飛行機利用者以外利用できません。小松駅周辺の有料駐車場を利用し、小松駅バス乗り場から小松空港行きのバスを利用するのがベストです。

空港デッキ

一番お手軽なポイントは空港デッキ。入場料は無料。予行がある期間は航空ファンでいっぱいです。

デッキからは、午前中逆光になります。また、旋回系の演目では、建物が邪魔をし日本海側を見ることができません。

スカイパーク小松共生の丘

RW24アプローチエンドにある公園「スカイパークこまつ共生の丘」。こちらも予行期間中は満車が続きます。ブルーの前は公園周辺に路駐が溢れますが、駐車禁止です。パトカーが定期的にやってきて警察が取り締まっています。

また、ブルーインパルスがフライトする前日からは、周辺道路が通行止めになるため、利用できません。

県外ナンバーが多数。

公園向かいの墓地。こちらは地元住民以外は立入禁止の看板が立てられています。

RW24エンド

公園からRW24エンド真下まで徒歩5分。着陸する機体を間近で楽しむことができます。

小松空港駐車場

小松空港駐車場。こちらにはカメラマンが多数。航空プラザ横の田んぼや、この小松空港駐車場が機動飛行の中心位置になるので、機体の背中を撮影する方々はこちらに集まります。こちらも午前中は逆光。また、離陸直後の高度が低い機体は建物に隠れて見えません。

ブルーインパルス予行および本番の日は、駐車場利用時に搭乗券の提示が求められます。空港利用者以外は駐車できません。そんな理由もあって航空プラウザ駐車場は早々に満車になります。JR小松駅周辺の有料駐車場を利用して、バス(片道12分、270円)かタクシー(片道約2000円)で空港まで利用します。

航空プラザ

航空プラザ横の田んぼ。離着陸の様子は見えませんが、機動飛行の中心ポイントになります。

総合予行

11日の総合予行の様子です。総合予行では基本的に当日のプログラム通りの時間でフライトが行われます。空港駐車場で撮影しています。基地と滑走路を挟んで反対側からの撮影なので、当日は向きが逆になります。

オープニングフライト

朝7時47分、303飛行隊のF-15J 2機がTACディパーチャーで離陸。オープニングフライトです。前述のとおり、逆光になります。

306飛行隊のスペマ機が離陸。

T-4も離陸

オープニングフライトのフライパスが始まります。

2回目はデルタ隊形

8時20分ごろ、4機が着陸しました。

航空祭とは関係ありませんが、9月から運用開始予定の石川県のドクターヘリBELL429 JA126Dが離陸していきました。

303飛行隊 機動飛行

2機のF-15Jがテイクオフ

会場正面でブレイク

今年は龍の鱗をイメージしたクリプテック迷彩の塗装が施されています。

306飛行隊 機動飛行

テンポよくプログラムが進みます。

こちらは通常塗装のF-15J 2機でのフライトです。

救難展示

U-125Aが離陸。

要救助者を発見

UH-60Jが会場正面でホバリング、救助します。

大編隊&アグレッサー 機動飛行

エプロンでは大編隊の離陸準備が進められています。

今年のF-15大編隊は、303飛行隊4機、306飛行隊4機、アグレッサー2機の10機編隊です。

F-15J/DJが10機連続で上がります。

#094はアグレッサー所属ですがIRAN明けなのか通常塗装のままでした。

10機が隊形を整えている間に、アグレッサーの機動飛行が始まります。

さっき上がった2機とは別の2機が離陸。今年の新色も上がりました。

AAM-5のキャプティブ弾とAN/ALQ-131をつけたままの飛行です。

こちらの機体にはACMIポッドも。

大編隊が戻ってくるまで、素晴らしい機動飛行で場をつなぎました。

10機編隊が基地上空へ戻ってきました。

この2隊形が当日実施する演目のようです。

以上で予行は終了です。機動飛行を行ったアグレッサー2機と、大編隊10機が降りてきました。岐阜基地のF-4、F-2の地形慣熟飛行は11日には実施せず。

ブルーインパルス

16日に宮城県松島基地よりブルーインパルスが飛来、予行を実施しました。

朝8時50分ごろに松島基地を離陸したブルーインパルスは、40分後、9時30分ごろに小松基地上空へ到着。

1番機 #690

2番機 #787

3番機 #730

4番機 #731

5番機 #790

6番機 #666

予備機 #692

エプロンでは当日の準備が進められています。

三沢基地第3飛行隊のF-2も来ていたようです。

302飛行隊のF-4EJ改 特別塗装機も。

13時40分より予行が始まります。まずは5番機だけ上げて天候偵察。天気は低めの雲。

残りの5機が離陸。5区分、デルタローパス。

民間機2機の着陸をまって、リーダーズベネフィット。着陸待ちの間に天候が更に悪化したため、この2パスでミッション終了となりました。

本番の様子はこちらから

小松基地航空祭2018開催レポート ブルーインパルスやアグレッサー

2018.09.17