小松基地航空祭2019 予行 F-15やブルーインパルス撮影ポイントの様子

9月16日(月・祝)に開催される小松基地航空祭に向けて、各プログラムの予行演習・訓練が小松基地で行われています。9月10日と12日には総合リハーサルが行われ、小松基地所属部隊による当日のスケジュールに合わせた確認が行われました。また、前日の15日(日)には松島基地のブルーインパルス、三沢基地のアメリカ太平洋空軍F-16デモチーム(プリモさん)が予行を実施しました。

予行には毎年、県内外から大勢のファンが基地外周に集まります。主要な撮影ポイントの様子と、予行で実施したプログラムを紹介します。

以下、2019年の撮影ポイントの場所や航空祭のプログラムを紹介した、遠方からのマニア向けの情報です。本番の様子はこちらの記事

【小松基地航空祭2019】開催レポート ブルーインパルスやアグレッサー、F-16

2019.09.16

撮影ポイント

航空祭の予行は、関係者や地本経由の見学者、基地に知り合いがいる等を除き、基地内から見ることはできません。基地周辺から、周辺住民や空港利用者の邪魔にならないよう観覧します。15日~16日は空港駐車場が飛行機利用者以外使えません。小松駅周辺の有料駐車場を利用し、小松駅バス乗り場から小松空港行きのバスを利用するのがベストです。

空港デッキ

一番お手軽な撮影ポイントは空港デッキ。入場料は無料。予行がある期間は航空ファンで賑わいます。

お立ち台はフェンスに隙間が空いており、基地方向が撮影しやすくなっています。ただし午前中は基地方向が逆光になります。また、デッキ裏には建物があり、後方に旋回されると機体が見えません。

トイレや自販機もあります。暑くなってきたらターミナルビルですぐに涼めます。お立ち台は人数が限られるので、脚立を持ち込んでフェンスを越える人も多数。2019年09月11日、脚立は使用できる場所が制限されました。

スカイパーク小松共生の丘

RW24アプローチエンドにある公園「スカイパークこまつ共生の丘」。予行期間中は満車が続きます。航空祭当日は交通規制がかかり駐車場は利用できません。

公園から背中は撮影しづらいのですが、06運用ならローパスやタッチアンドゴーからのハイレートクライムなどが大迫力で楽しめます。24エンドまで徒歩5分ほど。24運用なら着陸の様子が間近で鑑賞可能。

小松空港 駐車場

小松空港駐車場。こちらにはカメラマンが多数。ブルーインパルス予行および本番の日は、駐車場利用時に搭乗券の提示が求められます。空港利用者以外は駐車できません。JR小松駅周辺の有料駐車場を利用して、バス(片道12分、270円)かタクシー(片道約2,000円)で空港まで利用します。プログラムの合間に、ターミナルのトイレや自販機が利用できます。

この小松空港駐車場や航空プラザ横の田んぼが機動飛行の中心位置になるので、背中を撮影する方々は大体こちらに集まります。離陸直後の高度が低い機体はターミナルビルに隠れて見えません。あと照明用のポールが大事なところでよく被ります。

オープニングや機動のTACディパーチャーは、貨物ターミナルと空港ターミナルビルの隙間から辛うじて見えますが、逆光になります。

※駐車場内で撮影はできません。駐車場と道路の間の歩道や、草地から撮影してください。駐車場内や道路など車が走行する場所で撮影している方は、危険ですし警備員に注意されます。

航空プラザ

航空プラザ横の田んぼ。離着陸の様子は見えませんが、機動飛行の中心ポイントになります。航空プラザは入場無料。トイレや自販機も利用可能。グッズを取り扱う売店もあります。駐車場もありますが、航空祭本番や前日は早々に満車になります。

岐阜基地の南にある田んぼ状態。滑走路からの直線距離も、似たような感じ(800メートル前後)。

飛行の科目によっては、空港駐車場よりもこちらが背中に近い場合があります。

スカイパークこまつ 翼

RW06エンドにある公園です。航空祭当日は鉄鋼団地 臨時駐車場・シャトルバスの発着場になります。

ここからは、RW06に離着陸する機体がよく見えます。※要脚立

滑走路は目の前にありますが、基地のエプロンからは遠いので、ここから航空祭のプログラムを眺めても蚊帳の外です。離着陸時のコロコロ狙いでなければ、わざわざここから撮影する必要はないかと思います。

RW06エンド

基地とゴルフ場の間の道路。

展示飛行は遠すぎて楽しめませんが、午前中にRW06へ降りてくる外来機を順光で撮影したいのならここがお手軽でしょうか。

9月6日の予行の合間には、F-35が初めて小松基地に飛来しました。航空祭のプログラムとは全く関係ありません。航空祭当日にF-35は展示されません。

梯川堤防

RW06から離陸するF-15が、日本海側に旋回する際の中心になります。

小松基地での通常訓練の際、背中を撮影する定番の撮影ポイントです。これも航空祭の当日や予行にわざわざ行くようなところでは無いでしょう。予行が終わってローカル訓練に戻ると、マニアの皆さんこちらに移動してアグレスの捻りを狙ってます。

予行

予行のスケジュールは、毎年8月末に小松市のHPで発表されます。時間は発表されません。ブルーの時間はNOTAMで確認可能。予行が予定されてる日でも実際には飛ばないことはザラにあります。軍用機の運用を基地に問い合わせるのは、迷惑なのでおやめください。絶対に答えてくれません。

オープニングフライト

7時45分に303SQのF-15J 2機、306SQのF-15J 2機がそれぞれTACディパーチャーで離陸。

上がった4機は基地周辺の天候偵察へ。

朝一の羽田JAL便、ANA便、IBEX福岡便の3機を離陸させ、オープニングフライトのフライパスがスタート

06側からダイヤモンド隊形で最初のフライバイ

続いて24側からアローヘッド隊形でフライバイ

最近は303飛行隊もMJを使うんでしょうか。

4機編隊で基地上空を2回フライパスしたあと、2機づつオーバーヘッドアプローチして着陸。

機動飛行展示

303飛行隊のF-15J 1機が離陸

続いて303飛行隊のF-15J 1機が離陸。今年は303と306ごちゃまぜに実施

今年、スペマ無いんでしょうか

最近また空自のコールサインが一斉に変わったので、まだついていけません。混乱します。

また、同じ飛行隊でもコールサインの種類が複数あることも。

今年は303と306と1機づつの2機で機動飛行を実施。去年まで303と306それぞれで2機、別々のプログラムでした。

救難飛行展示

UH-60JとU-125Aの2機が上がります。

U-125Aが上空を旋回

UH-60Jからメディックが降下。小松空港デッキから撮影すると、こんな感じ。デッキからは会場より良く見えます。ただ航空祭当日はデッキの最前列確保は難しそうです。

要救助者を吊り上げ

会場正面から離脱していきます。

アグレッサー機動飛行

大編隊のため8機のF-15が上がったあと、別のアグレスが2機あがって機動飛行を披露します。

予行で使用する機体は運用次第で毎日変わります。通常塗装の戦闘部隊では特に気になりませんが、アグレスは塗装が各機違うので、予行の日によって機体カラーが異なります。

6日は#090(愛称:フランカー)と#082(愛称:ミノカサゴ)が飛んでました。

アグレスのF-15DJはAN/ALQ-131を装着したまま機動飛行を実施します。

総合リハーサルでは秋の新色#096で実施しました。今年の航空祭、303SQと306SQにスペマが無ければ、この機体が一番の注目株でしょうか。

今のところブラックイーグルとか呼ばれてます。IRAN前はイスラエルとか呼ばれていた砂漠塗装でした。

この日は航空プラザ横の田んぼ道から撮影。逆光気味。虹色ヴェイパーが出てました。

真上で旋回するアグレスさんは大迫力。会場からも背中がよく見えるようにナイフエッジのプログラムがあります。こっちの航空プラザ側からナイフエッジ眺めても腹ですが。

大編隊

303SQ 3機、306SQ 3機、アグレス2機の8機で大編隊。2パスします。航空プラザや空港駐車場からは、逆光。

2パス目。デルタ隊形。基地南側から撮影。ここからは順光。大編隊は順光となる会場内や、せめてアラハン裏ぐらいから撮影したいのですが、同時に実施されるアグレス機動の背中を捨てなければいけません。悩ましいところ。

F-2&F-4

毎年予行のスケジュールに記載されてますが、実際飛来したことはあるんでしょうか?

岐阜基地勢は小松に飛来せず、岐阜基地上空で実施しました。

アメリカ太平洋空軍(PACAF) F-16デモンストレーションチーム

13日に三沢基地よりF-16C Block50の#808と#894が飛来。15日に予行を実施しました。

11時30分、RW06を離陸、すぐに小松空港駐車場側にライトターン。低すぎですし、早すぎてブレブレの写真になってしまいました。

キレッキレの飛び方を披露します。プリモさん、小松でも全力のフライトを見せつけてくれました。

正直、この後のアグレスの機動飛行が霞んで見えました。

空港駐車場に駐めてある車のセキュリティアラームが鳴り響きます。

ただ、デディケーションパスは、会場裏となる空港駐車場からはあまり迫力が味わえません。

15分と短いフライトでしたが、中身の濃いプログラムでした。

ブルーインパルス

開始時刻はNOTAMで確認

FROM 19/09/15 04:35 TO 19/09/15 07:05
D)0435/0530 0610/0705
E)ACROBATICS:
1 AREA :WI 5NM RADIUS OF KOMATSU ARP
2 ACFT :6T4
3 WX MNM :CEIL 1500FT VIS 5KM
F)50FT AMSL G)10000FT AMSL

皆様ご存じの通り、2019年4月に発生したT-4のエンジントラブルのため、ブルーインパルス用の10機を含む約200機すべてのT-4が飛行停止。
エンジンの改修が進められいますが、現在飛行可能なT-4のエンジンは5か月でようやく15機弱分程度。T-4が飛べないと新人パイロットの育成ができませんので、日本の戦力ダウンにつながります。

小松で6機のフライトが実施できるか未定でしたが、無事にエンジンがそろい、松島で訓練ができたので6機体制が復活しました。

9月20日に行われる世界的なイベント「ラグビーワールドカップ開会式」にてブルーインパルス6機を飛ばすために、お上の権限で他部隊に回す予定の改修済みエンジンをブルーインパルスに優先的に割り当てたとか。小松基地航空祭はおこぼれに与ります。

15日8時35分に松島基地を離陸。9時20分ごろ、小松に到着しました。1番機#629

2番機#686

3番機#745

4番機#731

5番機#690

6番機#666

予備機#697

午後1時半より予行のスタート。ダイヤモンドテイクオフは封印されており、ノーマルテイクオフで離陸し、上空で4機が集合。

チェンジオーバーターン。空港駐車場真上を飛んでいきます。

5番機、6番機による高度が低めのソロ科目は、空港駐車場からだとターミナルビルがちょっとかぶります。

レターエイトの途中でミッションストップ。小松空港に到着する民間機を下ろします。4番機が逆方向にターンしない、珍しいパターンに。木場潟上空でホールド。

フォーシップインバートから再開

バーティカルキューピッド

ワイドトゥデルタループ

ラインアブレストロール

デルタループのあと、再び民間機のトラフィックのためストップ。当日のブルーインパルスの予定と違う時間だったため、このようなことに。

ボントンロールから再開。

3区分に変更。サクラ。2回ホールドして燃料が少ないためか、ローリングコンバットピッチやコークスクリューなどはカットし、これで予行は終了となりました。

本番の様子はこちら↓から

【小松基地航空祭2019】開催レポート ブルーインパルスやアグレッサー、F-16

2019.09.16