ここ数ヶ月は海外の大型客船の入港が続いていた金沢港ですが、9月14日~15日に日本のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」が金沢港に入港しました。北海道の苫小牧西港より、金沢・秋田を回る道新観光企画のチャータークルーズとして金沢に入り、乗客ら750人は金沢観光を楽しみました。そんな飛鳥Ⅱの出港の様子です。
飛鳥Ⅱは日本最大のクルーズ船で全長240メートル、総トン数5万トンの船になります。総トン数7万超えのコスタビクトリアやサン・プリンセスを見慣れると少し小さく感じますが、クルーズのランクはマスのコスタクルーズやプレミアムのプリンセスクルーズよりも上のラグジュアリーになります。
本来15日早朝に入港の予定ですが、台風の影響を懸念してか14日夜に入港しました。飛鳥2は今年2回めの入港ですが、以前入港した時も豪雨のため入港の予定が狂い、金沢港ウエルカムクルーズクラブの見送りイベントも中止となってました。
午前中は金沢港ウエルカムクルーズクラブ会員100人限定で船内見学会が行われました。残念ながら抽選に外れました。会員数が数千人になっているのでなかなか当たりません。
金沢観光を終えて乗客が乗船します。ちなみにこのクルーズのお値段は4泊5日で1人24万5000円から。一週間を超えるクルーズでも16万円からのコスタクルーズやプリンセス・クルーズとは質が違います。
ミス百万石のお二人。
あいにくの雨ですがお見送りのために多くの人が集まっています。お昼からふ頭が一般開放されましたが、日曜ということもありのべ2千人の人が飛鳥Ⅱを見ようと集まったとのこと。
マンデーダラーズジャズオーケストラのジャズ演奏が始まります。
乗客もデッキに集まってきました。
すべての乗客が乗船したので出港準備が進められます。
タグボートいぬわしも準備。
係留ロープを外します。
テープ投げのイベントが予定されていましたが、雨のため残念ながら中止。
司会の合図とともに「さようならー」と叫び、手を降ってお別れ。
デッキや客室に大勢の乗客が集まり手を振り合っています。
オーケストラのみなさんも。
タグボートが水先案内人を努めます。
飛鳥Ⅱは明日秋田県の船川港に入港します。
飛鳥Ⅱの次回金沢への入港は9月28日の予定です。