大型クルーズ船の入港が続いている金沢港に、飛鳥Ⅱが9月28日に入港しました。飛鳥Ⅱの金沢港への入港は今年だけでも3度目です。今回は横浜を出港し、名古屋-唐津-隠岐-【金沢】-酒田-函館-大船渡-横浜-名古屋を回る秋の日本1週クルーズ11日間の一環で金沢に訪れました。
金沢みなと会館では、今回から屋上の開放が始まりました。戸水埠頭の開放は昼からで入るには手続きを行う必要がありますが、屋上は朝から開放しており手続きもいらず気軽に訪れるようになりました。
屋上の様子。沢山の人が記念撮影や船を眺めていました。
船やふ頭が一望できます。手前には海上保安庁の船も。
金沢港クルーズ・ウェルカム・クラブ会員限定で船内見学会が開催されましたが、応募人数は300人もいたとのこと。
ふ頭にやって来ました。飛鳥IIの総トン数は50,142トン、全長241メートルで豪華客船では日本最大です。
元々はクリスタル・ハーモニーというバハマ籍の船で、アメリカを中心にクルーズしていましたが初代飛鳥の引退に伴い中古で購入した船です。飛鳥Ⅱのロゴの裏に、うっすらとCRYSTAL HARMONYの文字が見えます。
巨大な船と記念撮影される方は大勢います。今日は何故か犬が集められ撮影会状態に・・・。
ふ頭はペットも持ち込みも問題ありません。
出港準備が進められています。ちなみに前日の隠岐港では、奥に見えるテンダーボートを使い乗船したとのこと。ただの救命ボートではありません。巨体が接岸できる港は限られています。
石川ジャズオーケストラピラミッドの皆様によるジャズ演奏。
乗客の皆様もデッキに集まり鑑賞しています。
日が落ちてまいりました。この日の出港は午後5時、夜の出港ではペンライトの配布が行われ、ペンライトを降ってお別れをします。
今回の出港では日が出ているため、ドラマや映画でよくあるような紙テープをつなぎあうお見送りイベントとなりました。
色とりどりの紙テープが飛鳥Ⅱのデッキより投げられます。ふ頭にいるお見送りに来た人が片方を広い、手に持ったまま船が離れていきます。
かなりの数があります。自分が持っているテープが誰とつながっているのか探すのも大変そうです。
子供さんたちは特に嬉しそうにしていました。
テープをもったまま手を振り合っています。
サン・プリンセスやコスタビクトリアと比べても値段の高い飛鳥Ⅱは、客層が高めです。途中から乗船/下船することもできますが、出発地の横浜から名古山まで10泊11日の場合、1人あたり最低でも45万円、ロイヤルスイートルームなら225万円の旅行代金となっています。名古山から途中乗船しここ金沢で下船する4泊5日であれば20万円、ロイヤルスイートルーム100万円とお安い価格となっています。
次第に船が離れて行くと、紙テープが切れていきました。
司会の方と一緒に「さようならー」と叫びます。
海に紙テープがだいぶ落ちてますがどうするんでしょうか。
屋上からだと出港の全体像が見やすくなっています。
大野からくり記念館の辺りから。釣り人の皆さんも手を振り合っていまいた。
これから山形県の酒田港へ向かいます。
飛鳥Ⅱ、次回金沢港への入港は10月15日火曜日の予定です。次回が今年最後の入港です。