2019年4月13日(土)、金沢市の金沢ひがし茶屋街にて「浅の川園遊会 八尾おわら流し」が開催されました。毎年9月、富山市八尾地区の「おわら風の盆」にて披露される「おわらの踊り」が、10年ほど前から毎年「ひがし茶屋街」で演じられます。
ひがし茶屋街へ。日没間際ですが、相変わらず観光客でごった返しています。周辺の駐車場は30分前には満車になります。本家のおわら風の盆ほどではありませんが、大人気のイベントです。
周辺の桜は満開。去年は雨で中止となったこのイベント、今年は晴れとなりました。
茶屋の軒先に飾られるイベントポスター。数年前から毎年、ポスターには当ブログの写真を利用していただいてます。
夕暮れ時のひがし茶屋街
おわら流しは、午後7時半からスタート予定。1時間前には場所取りが始まります。30分前には最前列が埋まります。休憩を挟んで1往復するので、場所を動かなければ2回見るチャンスがあります。
片側に寄るように誘導されます。ロープの内側はせいぜい2列程度にしか並べません。
広場もこの盛況。それでも本場の「おわら風の盆」の混雑よりはマシでしょう。ここでは町流しの後、輪踊りが行われます。
宇多須神社で踊りが披露された後、通りへ移動。町流しが始まります。
踊り手、地方合わせて総勢役20名。
おわらには11の町があり、それぞれ踊りや衣装が異なります。ここで披露されるのは一番人気の「諏訪町」の方々。
ひがし茶屋街の石畳が、本家の八尾地区の町並みを思わせます。
フラッシュ撮影は厳禁。フルサイズ一眼レフとF2.8通しの大三元レンズを使用し SS 1/80~1/100、 ISO 6400、F2.8あたりで撮影しています。夜間の動き物はカメラマン泣かせ。本家風の盆と同じく、場所取りはできるだけ街灯の下となるような場所を選びます。
先頭は男踊り
茶屋の2階から見物される方もいました。
女踊り
笠で顔を隠しながら踊るのが、おわらの最大の特徴。
おわらの踊りは、ここ ひがし茶屋街がルーツと言われています
地方の演奏が続きます
三味線や太鼓の演奏とともに、唄い手の八尾おわら節が、静かに茶屋街に響き渡ります
20分ほどの時間を賭けて、通りを進んでいきます。
通りを抜けるとしばらく休憩。再び広場に折り返し、輪踊りを行いました。
このイベント、出遅れるとこの混雑。余裕を持って場所取りをしましょう。