毎年9月1日~3日に開催される「おわら風の盆」を前に、前夜祭が開催されます。前夜祭は8月20日~30日の11日間、毎夜各11町が交代で町流しや輪踊り、舞台踊りを22時まで行います。3日間で20万人以上とも言われる本祭に比べて観光客が少ないので、鑑賞・撮影には適しています。2018年8月27日(月)の諏訪町の様子です。
八尾地区へ。本祭と違い周辺の道路で渋滞はありません。町内は路上駐車が禁止されております。
町民ひろばに駐車場が用意されています。1台1000円。午後8時頃でも十分に空きはあります。
前夜祭では日ごとに担当する町が異なります。また、屋台は特にありません。
この日の担当は諏訪町。駐車場から20分ほど歩きます。
諏訪町本通へ。本祭ほどではありませんが、まずまずの人手。
町流しは午後8時から10時まで行われます。今年の諏訪町は坂の上から下に降りてくるコースでした。
編笠で顔を隠し、優美な踊りを披露します。
静まり返った町の中に、胡弓と三味線の音と唄がしっとりと響き渡ります。
休憩をはさみつつ、ゆっくり時間をかけて通りを進みます。人混みに突っ込まず、ある程度踊りから離れたところで待てば、最前列で鑑賞することができます。
優雅な踊りに酔いしれます。
フラッシュ撮影は禁止されています。F2.8通しの大三元レンズとフルサイズ一眼を使用し、ISOを6400まで上げての撮影になります。
前夜祭の撮影に脚立は必要ありませんが、疲れたときにちょっと座れるような小さな椅子や敷物があれば待っている間も楽に過ごせるでしょう。
女性の哀切感のある踊りに比べて、男性は力強い踊りが特徴です。
唄い手や、胡弓、三味線を奏でる地方が続きます。
大勢の観光客で混み合う本祭ではなく、前夜祭もおすすめです。