2005年に廃線となったのと鉄道能登線の恋路駅跡に、トロッコ鉄道に乗れる観光スポット奥のとトロッコ鉄道「のトロ」が2013年4月に誕生しました。恋人の聖地となっている恋路海岸や、縁結びーち、軍艦島こと見附島からも近くカップルや観光客、家族連れらの利用を見込んでいます。
恋路海岸の駐車場に車を止め、陸側に恋路駅があります。
旧恋路駅を利用した乗車口
トロッコ列車が設置されています。大人500円、子供300円で乗車でき、線路が新たに敷設された約270メートルの線路を走ることができます。なお事前に予約が必要です。
駅ホーム看板も新たに作り直され設置されました。
トロッコは4人乗り×2両。電動アシストが付いているため子供でも楽にこぐことができます。1号2号が連結していますが、近日3号と4号がデビューするとのこと。
駅舎。
訪れたカップルらによる落書きや、トロッコ開業時の新聞記事が貼られています。
線路は廃線後にすべて撤去されましたが、トンネルからトンネルまでの区間に新たに線路を敷設し、トロッコが走行できるようになりました。
ちなみにこのトンネル、運営元の宗玄酒造さんの酒蔵になっています。
7月22日にウッドデッキ「のトロカフェ」がオープン、恋路海岸を眺めながらビールが楽しめるようになりました。
恋路海岸
恋路駅の利用者が最も利用していたのはこの恋路海岸。能登町の沿岸1kmにわたって海岸線が続いています。
ロマンの里 恋路海岸。ラブロ恋路や恋路ふれあい体験農園、恋路レストハウス。
弁天島
恋路海岸海水浴場
海岸には「ソフトクリーム岩」と呼ばれる奇岩。もろく登ったりすると危険で、あなたの恋も砕ける恐れがありますと注意書きがあります。
このハート型のモニュメント「幸せの鐘」、2人で鳴らすと恋が成就すると言われています。
恋路海岸の由来。700年前の悲恋伝説が元になっています。