夏休み最後の日8月31日(日)、富山県、石川県、福井県、長野県で流通するコカ・コーラ社の製品を製造・販売するボトラー企業の「北陸コカ・コーラボトリング砺波工場」にてサマーフェスティバルが開催されました。コーラの生産ラインの見学やトッキュウジャーのステージイベント、コカ・コーラ社の飲料無料飲み放題などが開催され、大賑わいになりましたその様子をレポートです。
会場の様子です。10時からイベントが始まりましたが、駐車場へ入るまでに渋滞ができるなど大賑わいとなっていました。敷地は広く駐車場の数は十分にあるので駐車できないことはありません。
会場案内のうちわが配布されました。製品倉庫の前で各種催し物が開催されます。このうちわには番号が振られており、お楽しみ抽選会の引換券になっています。
工場見学
普段は事前に予約が必要で、1日40人限定となる工場見学も、この日は自由に見学できます。
入口ではアクエリアスゼロを無料配布していました。
エントランスへ。2階の見学通路へ上がります。
砺波工場製造ラインレイアウト。第1製造棟にはガラス瓶ライン、ペットボトルライン、コーヒー・茶缶ラインが入ります。第2製造棟にはアセプティック4号ライン、と5号ラインが入ります。充実した製造・充填設備があり様々な製品がこの工場だけで作れるので、ゼリーやおしるこ等特殊なもの以外は、北陸地区では「HTO」のマークになっています。
コーラの歴史や歴代の瓶・缶のディスプレイ
ブレンド室。コーヒーやお茶を抽出、調合する部屋です。抽出器で使用するお湯を貯める温水タンク、その隣に抽出されたコーヒーやお茶を貯めるストレージタンクがあります。裏にはコーヒー豆やお茶の葉から成分を抽出する抽出器。
ブレンド室で製造されたコーヒーはキャニング室に流れ、缶に充填されます。1分間に1500本というスピードでコーヒーをつめ、蓋をしていきます。高速でフィラーが回っている様子を見学できます。缶はリンサを通過し洗浄されます。
ガラス瓶ライン
ペットボトルライン。コカ・コーラ500mLを充填していました。
このボトリングシステムは500mLのペットボトルなら1分間に600本、2Lなら1分間に200本の充填が可能です。
ペットボトル再利用でできる製品の紹介
植物由来のプラントボトル
パッキング室。製品の殺菌、検査、箱詰めを行う部屋です。
コンベアが2つに分かれているのは、下流の工程がストップした際に上流の工程を止めないよう一時的に製品をためておくためのコンベアです。
コーラは熱消毒の必要はありませんが、結露してダンボールが破れることを防ぐためにある程度の温度調整を行います。
連絡通路を渡り第2製造棟へ。無菌充填用の設備があります。
こちらはブロー室。プリフォームと呼ばれる試験管のようなペットボトルの元を熱を加えて膨らまし、様々な形のペットボトルに変形させます。
液処理室。製品液を殺菌します。
エア搬送コンベアの説明。ベルトコンベアではペットボトルのサイズごとに設備が必要ですが、飲みくちを掴んで搬送するこのエア搬送コンベアはどのようなサイズのペットボトルも運ぶことができます。
充填室。容器を殺菌して、無菌状態で製品液を充填します。さきほどのペットボトルラインと違い、こちらは無菌充填ですので完全にチャンバーの中で充填されるためよく見えません。
パッキング室。大量のいろはすが製造されています。
奥に見えるのが5号ライン。世界で初めて電子線で殺菌するEB滅菌システムを導入したラインです。
屋外イベント
メインステージでは吹奏楽演奏やフラダンス、抽選会が開催されました。
サブステージはトッキュウジャーショーなど
ステージプログラム一覧
コーラの無料配布。コーラ、烏龍茶、お茶、オレンジジュースが無料で飲み放題です。
自動販売機にジュースを詰める体験。ボトラー企業体験ならキッザニアに行かなくてもここで体験できます。
地元の道の駅が特産品を販売したり、エコガラス作成体験ができるようです。
ダイハツ・スマートアシスト体験試乗会。壁にぶつかりそうになると自動でストップする衝突被害軽減ブレーキを体験できます。
新型ダイハツ・コペンの展示
サッカーコーナー
高所作業車体験
各種ケータリングカー。また、アメリカやフランスなど世界の肉料理の出店が並んでいました。北陸コカ・コーラグループの若鶴酒造のお酒も会場で販売しています。
バザー
Qoo撮影会場
ウォーターバルーン
シートベルト体験
白バイ試乗
夏休み最後の日、大勢の子供連れでにぎわいました。