2015年4月18日~19日、富山県砺波市の中村多目的運動広場にて「チューリップバルーン2015」が開催されました。砺波では、春はチューリップバルーン、秋はスカイフェスという名前でバルーンのイベントが開催されています。今年で20回目となる恒例のイベント、18日は強風で大会が中止となりましたが、19日には天候が回復し色鮮やかなバルーンが砺波の上空を彩りました。
18日朝6時。初日のブリーフィング。大会関係者やミスチューリップらが挨拶。
周囲の畑にはすでにチューリップが咲き乱れています。
この日、空には青空が広がっているものの強風が吹いており、バルーンが安全に飛べないことから中止となりました。
翌日19日 2日目の朝6時45分。曇り空が広がり、雨雲が接近してきているものの、風は問題ない範囲なので大会が決行されました。
大会主催者の気球が立ち上げ準備に入ります。
開催される競技は「うさぎ狩り/ヘア・アンド・ハウンズ」と「ジャッジ デクレアード ゴール」。大会主催者のバルーン(ヘア気球)が着陸した地点や指定した場所に、どれだけ正確にターゲットを落とせるかを競う競技だそうです。
徐々に大きくなったバルーンは、15分ほどで立ち上がりました。
競技参加者のバルーンも準備に入ります。
全国各地から集まった33機のバルーンが参加しました。
この光景は壮観です。
どのバルーンも色鮮やかで美しく、チューリップと並び砺波を象徴する光景となっています。
7時5分ごろ、大会運営者のバルーンが離陸しました。
他のバルーンも立ち上がり始めます。
バルーンは風の影響を大きく受けるので、風の弱い早朝に飛行します。
また、安全に着陸できる場所が確保されていないと飛べないので、田植え前・田植え後の散居村はバルーンを飛ばすのに最適なんだそうです。
参加者のバルーンも離陸。最初の1機を追いかけます
次々に飛び立ちました。
ぜひ早起きしてでも見てもらいたい光景です。
曇り空なのが残念
きっと上空からは、となみチューリップフェアの会場が見渡せたことでしょう。
数キロ~10数キロ離れた目標へ向かいます。地上スタッフもハイエースで追いかけます。
しばらくフライトしたのち、まだ水の張られていない田んぼに着陸します。
手を降ってくださいました。
全機飛び立ちました
全機飛び立った後、体験搭乗が行われました。となみ野バルーンクラブ様の保有するバルーンに、体験搭乗させていただきました。1度に大人5人ずつ搭乗します。
このくらいの高さまで上がります。2~3分ほどの体験です。思っていたよりかごの中は安定していました。
すぐ真上でバーナーが点火する様子はなかなか迫力があります。着陸時には少し衝撃がありました。
なお春の大会はこれで終了ですが、4月25日・26日・29日には「チューリップフェア係留」と題して体験搭乗が行われるそうです。詳細はこちらから。