10月11日~13日、富山県砺波市の中村多目的運動広場にて全国の熱気球愛好家が集う「スカイフェスとなみ」が開催中です。砺波の秋の風物詩で、秋晴れの大空を色鮮やかな熱気球が彩りました。11日大会初日の様子です。
会場はチューリップ公園そばの中村多目的運動広場(砺波市中村200-4)。砺波の平野部は田んぼが広がっており、村が密集していない散居村になっています。電線も少なく、農道も舗装され回収車が走りやすいためバルーンを飛ばすには最適なんだそうです。
7時のスタートに向けて準備が始まります。バスケットを出しバルーンをつなぎます。
風を送り込んで膨らまします。
気球の立ち上げが一斉に行われました。気球は風の影響を受けやすいため、風の弱い早朝にフライトすることが多いそうです。
バーナーで空気を温めます。
巨大です。高さ20メートルほどになります。
早朝にもかかわらず、グランド内にはこの光景を見ようと大勢の観客が集まってきました。駐車場はグランドの駐車場が利用できます。ただし誘導に当たる人がいないので、熱気球のバーナーや衝突には十分注意する必要があります。絶対に競技者の邪魔はしないようにしましょう。
目標に向けてバルーンが飛び立ちました。
熱気球の競技にも様々な種類がありますが、ここで行われる競技は「ヘア・アンド・ハウンド」。7時前に離陸した主催者側のバルーンが、田んぼ内に着陸して大きなバッテンマークを田んぼに書きます。その目印を目指し参加者がマーカーを落としどれだけ目印の近くに落とせるかを競いあう競技です。
見事な秋晴れです。日曜以降は台風が接近していますがどうなるでしょうか。
体験搭乗もあります。1日100人程度限定で、無料で体験させていただけるようです。
ですが試乗の時間には強い風が吹き、残った選手のバルーンもフライトを断念するなど、安全を考慮し体験試乗も体験搭乗は中止となりました。
かわりにグッズ販売は盛況でした。
以下、会場の様子
このイベント、13日まで続きます。