富山県の私鉄「富山地方鉄道」の稲荷町駅に隣接する車両基地「稲荷町テクニカルセンター(稲荷町車両基地)」にて、一般公開イベントちてつ電車フェスティバルが11月3日に開催されました。鉄道ファンや子どもたちで賑わったイベントの様子をレポートです。

稲荷町テクニカルセンターは富山地方鉄道の車両の定期整備や修理、改造を行う車両基地です。本線と不二越・上滝線に挟まれた敷地にあり、本線や不二越線を走る車両が間近に見られる場所です。路面電車意外の車両の車庫になっていますが、たまに南富山車両基地からディーゼル車で牽引しこちらに修理に運ばれてくるとのこと。

富山地鉄14760形とクハ173形(クハ173・クハ174)が入口近くに並んでいました。

運転運転台写真撮影が行われていたり、洗車の一般公開が行われておりすぐ目の前を電車が走行したりと思う存分電車に触れられるイベントとなっています。

保線用車両の体験試乗

整備工場内部。特に車両は入庫していませんでした。

鉄道模型の展示。

DL-14。積雪の多い立山にはラッセル車は必須です。


電線などのメンテナンスに用いられるバケット車。

道路を走るタイヤの他に、レールを走れる車輪がついています。

観光列車ダブルデッカーエキスプレスの臨時電車乗車会。約30分、おとな300円こども100円で電車のプチ旅行に出かけられます。

2解析に上がれるのはこどものみです。今年の夏に入線したばかりの車両です。立山連峰をパノラマビューで楽しんでもらうための車両ですが体験試乗ではそこまでは行きません。運行区間は稲荷町駅~荏原駅または稲荷町駅~南富山駅となっています。このほか富山地方鉄道にはアルプスエキスプレスという木をふんだんに使ったインテリアで仕上げた観光列車も在籍しています。

鉄道グッズの販売、ならびに鉄道物品の抽選販売が行われました。

古い駅の看板やヘッドマークが万単位の値段で購入されていきます。

富山地鉄10030形の「洗車でGO!」。洗車機を通る様子を車内から見学できます。

車内へ。運転台もここで見学できました。


ゆっくりと洗車機に近づき、ブラシに挟まれます。

窓に顔を近づけて迫力を存分に体験してくださいというアナウンスが流れます。

運転席横まで入れるので、なかなか見られない光景が広がります。


おそらく今日何度も何度も洗車を受けたであろう車両はピカピカに。

整備工場でしょうか

デキホキ列車
