小松駅 北陸新幹線のホーム・改札を見学してきました

2024年3月16日(土)の北陸新幹線 金沢 – 敦賀間の開業を前に、新しく開業する各新幹線駅で内覧会が続いています。1月21日(日)に、石川県小松市の小松駅の見学会が開催されました。新しくできた新幹線駅とホームの様子を紹介します。

新幹線駅舎見学会の整理券は團十郎芸術劇場うららで配布

見学会1時間を4回開催、各階500人となっていました。9年前の金沢駅では5000人ほどの来場者がありましたが、小松駅や福井駅の見学会は定員割れ。すでに金沢まで開業して9年もたつと、新幹線自体の珍しさは無いからでしょうか。

石川県内で新しく開業する駅は小松駅と加賀温泉駅の2駅。加賀温泉駅は28日に見学会を予定しています。

小松駅みどころガイド。予習しておきます。

時間になったので新幹線の小松駅へ。在来線の小松駅に隣接しており、サイエンスヒルズやこまつの杜の大型建機があるほうに位置しています。白山の雪景色をイメージした駅舎です。

新幹線ホームに入ります。

自動改札にはカバーがかけられていました。

改札階の案内板はまだ調整中

コンコース

ほぼ完成しているように見えます。

待合室

こちらの柱には地元作家の九谷焼作品を展示する予定です。

まだイメージ図でした。

天井は小松名産の日用杉

小松駅は11番線と12番線の2線で、独立したホームが用意された2面2線の構成。それれぞれのホームに階段、エスカレータ、エレベータが1機づつ用意されています。

エスカレータ

日華石を使って歌舞伎の市松模様を表現

奥にはコマツの巨大建機が見えます。

エレベータ

12番線は福井・敦賀方面

11番線は金沢・東京方面

ホーム階に上がります。

ホーム階へ

公開されたのは11番線側で、12番線側は入れません。

駅の構成。シンプルな作りです。

小松駅は通過する列車もあり、線路とホームドアのスペースが広くとられています。そのためか、少々狭い作りに感じました。

建設時の粉塵がまだ残っているのか、トンネルなどから運ばれてきたのか、線路周辺は汚れています。

ホーム階の電光掲示板は動作していました。すべて回送扱いなので時間は表示されませんが、試運転と連動しています。

駅名標

時刻表はまだ貼られていません。

待合室

喫煙室

ホーム奥は立ち入り禁止

非常停止ボタンとカメラ

鉄道唱歌が流れて、試運転中のW7系が通過。編成名は早すぎて撮影できませんでした。

車体は汚れています。長野-金沢間開業の時も、このように汚れていました。

しばらくすると、反対側のホームにも列車接近の案内。今度は通過せずに停車するようです。

金沢駅からW7系が到着。

W19編成編成でした。

敦賀駅延伸に備えて2022年6月に製造された編成です。

小松駅に停車

しばらく停車したのち、加賀温泉方向に出発していきました。

開業まであと2か月。着々と準備が進んでいるようです。

最後にクリアファイルやシールなどお土産の配布がありました。