2022年6月3日(金)、百万石行列の前日に金沢市の浅野川で加賀友禅燈ろう流しが開催されました。2018年に火災が発生し翌年は中止、その後コロナ禍で2年間中止となっていたこの人気行事が、4年ぶりの復活となりました。灯篭の数が減って規模は縮小しましたが、大勢の観光客が集まりました。会場の様子です。
会場は金沢市浅野川、天神橋から浅野川大橋の間。
今年は雨量が少なく、中州が露出する水量
開始は午後7時から、暗くなるのを待ちます。
午後7時、行事のスタート。以前は読経がありましたが、今年は無し。先日新しく就任した市長の挨拶から。
市長やミス加賀友禅が、灯篭を流します。
併せて上流から、灯篭が流れてきました。
以前は1200個の灯篭を流していましたが、今年は半分の600個となります。
また、ろうそくの使用を取りやめて、LEDとなりました。
前回火災が発生してしまったため、仕方のない措置です。
それでも、会場には大勢の観光客が来場
梅ノ橋では、事故防止のため立ち止まらないようスタッフの方の呼びかけがありました。
今日、川下側からの風となっていたため、灯篭がうまく流れない場面も。
日が落ちてくると、LEDの明かりでも灯篭の明かりが目立つようになり、素敵な景色となりました。
この4年間でスマホのカメラの性能も上がり、夜間の光量が少ない厳しい条件でも下手なカメラよりきれいに撮影できるようになりました。
一眼レフカメラも、ミラーレス比率が高くなっています。
以前はムーミンやポプテピピックなど金沢大学美術部の変わった灯篭が流れてきましたが、今年はそういったキャラクター物は見当たらず。
流された灯篭は浅野川大橋の下流で回収されました。
また来年、再利用されます。
浅野川大橋周辺は、大勢の観光客で密となっていました。
人が密集するイベントも開催されるようになり、いよいよ日常が戻ってきたように感じます。