豪華客船「クイーン・エリザベス」が金沢港に初寄港

2019年4月23日(火)、豪華客船「クイーン・エリザベス」が金沢港に初入港しました。

おそらく世界で最も有名な豪華客船で、その名を受け継ぐ船としては3代目となります。

横浜発着で函館や秋田などを回る10日間の日本周遊クルーズを行っています。最も安い部屋で1人約20万円、最も高い部屋が約160万円のクルーズです。乗客は最大2,081人。

全長は294m、総トン数 90,400トンと、最近大きさがインフレ気味な金沢港では特別大きな船というわけではありませんが、ネームバリューは間違いなくトップクラス。

178年の歴史を持つ、キュナード社が運行しています。

船内見学の募集がありましたが、残念ながら抽選に外れました。

金沢港へは朝9時に入港。乗客らは兼六園など金沢旅行を楽しんだようです。オプションツアーのバスが続々と戻ってきます。

大浜埠頭の一般公開は16時から。出港は18時の予定。前回のウエステルダムの時もそうでしたが、手前のクレーンが残念な位置に。

身分証か、金沢港クルーズウエルカムクラブの会員証を提示して埠頭へ入ります。駐車場の混雑具合や見送り客がいつもより多めの印象

遊学館高校吹奏楽部によるブラスバンド演奏、うちなだ愉快な仲間たち/ザ・はたによるYOSAKOIソーランでお見送り

クイーン・エリザベスは予定より10分ほど早く、係留ロープが外され出港

遊学館高校吹奏楽部のみなさんも「さようなら~」と叫びながら、元気いっぱいに手を降っていました。

乗客もそれに応えます

この10日間のクルーズ、寄港地からの出港時間はどこも17時~18時と、早めの時間帯となっています。毎日船内のディナーが楽しめます。ちなみにクイーン・エリザベスは客室のクラスによって利用できるレストランも異なりますし、18以降はドレスコードがあります。

汽笛を鳴らしながら、ゆっくりと埠頭から離れて行きました。

クイーン・エリザベス、明日24日は鳥取県の境港、25日には韓国釜山、26日には熊本県の八代を回ります。

帰りは駐車場からコマツ金沢工場の交差点を抜けるのに、20分以上の混雑となりました。

来年2020年4月24日(金)、2020年5月9日(土)、2020年10月1日(木)の3回、クイーン・エリザベスは再び金沢港に寄港します。