11月15日(日)の金沢マラソンで盛り上がった金沢ですが、関連イベントが多数開催されました。数年前から開催されている「金沢ナイトミュージアム」では「金沢マラソン編」と題し、11月14日~15日に市内13の美術館などが「夜のミュージアム回遊」を行いました。閉館時間を延長するほか、いくつかの施設はライトアップが実施されました。
本多町界隈の様子です。
目次
鈴木大拙館
10月に会館4周年記念ライトアップが開催されましたが、再び夜間ライトアップです。
11月の開催ということもあり、周囲の木々が紅葉しています。水鏡の庭に紅葉の木々が映しだされます。
外部回廊と思索空間。この風景は館外からなので、入館せずとも見ることができます。
館内の様子は以前の記事へ
緑の小径
鈴木大拙館から中村記念美術館へ通じる小道を通ります。
旧中村邸
中村記念美術館に隣接する旧中村邸がライトアップされていました。
1928年に建設された建物です。
茶会や花展などで利用されます。
松風閣庭園(旧本多家庭園)
先月の鈴木大拙館ライトアップでは公開されてなかった、松風閣庭園が開放されていました。
鈴木大拙館からの小道を進みます。
霞ヶ池が見えてきます。
ライトアップされているようです。
江戸時代に加賀藩の家老 本多家の庭として作られたもので、現在は北陸放送(MRO)の敷地となっています。以前はMROの建物を通らないと入れないため非公開となっていましたが、鈴木大拙館の開館によって、たまに夜間一般公開されています。
詳しい説明
松風閣に入ります。
1907年に現在の場所に移設しました。
欄間
邸内から、庭園が見渡せます。
縁側に出てみます。
ここから見える庭園の様子は、圧倒される美しさです。
枯山水
訪れる人が殆どおらず、この景色を十分に堪能できました。金沢マラソンには1万2千人が参加したそうですが、マラソンの参加者のような方々は見当たらず。
本多の森を背景に、市の中心部とは思えないほど静かな空間になっています。
裏手にはMROのビルがあります。
11月20日(金)~29日(日)には兼六園のライトアップが行われます。