【小松基地航空祭2026】開催レポート ブルーインパルスや303SQ F-15ラストイヤー

2026年9月27日(日)、石川県の航空自衛隊小松基地にて、小松基地航空祭2026が開催されました。

今年はブルーインパルスが参加し、お天気も雨だった去年と比べて雨は降らなかったため、10万人を超える来場者となりました。コロナ禍以降、最多の来場者数でした。

また、F-35 への機種転換中の303飛行隊が今年度でF-15 の運用を終了するため、F-15 ラストイヤーとなりました。

アクセス

朝5時時点では駐車場に空きはありました。午前中のブルーインパルスの前には駐車場は満車となりました。あふれて路駐した車は警察が取り締まっていました。

駐車場やJR小松駅から徒歩で40~50分かけて入場待機列へ。自転車で来たので自転車の列に並びましたが、この列はスムーズに入場できました。8時ごろは手荷物検査に1~2時間ほど並ぶ混雑となっていたようです。

地上展示

まずはエプロンや格納庫に展示された機体を見て回ります。

第303飛行隊 F-35A#746。スペシャルマーキングが施されています。去年から303SQに配備が始まったF-35A、去年までに#741 ~ #747 の7機が配備されています。FACOがある小牧では #752 AX-52 まで初飛行を終えています。

ステルス機ですが、 尾翼にカラーが入りました。F-15時代とは異なり、機体全体に色を付けるようなスぺマは、今後は難しくなります。

新田原基地の F-35B #203。F-35B が小松基地で展示されるのは初めて。現在までに#201 ~ #208 の8機が新田原基地に配備されています。

F-35A と B が比較できるように並んでいました。キャノピー後方のリフトファンなど、よく見ると違いがわかります。

エンジンのノズルも、90°曲がって下部に推力を向けることができるようになっています。ちなみに護衛艦への着艦は、自衛隊ではまだ実施していないとのこと。

F-35B臨時飛行隊のパイロットさんが解説されていました。

306飛行隊 F-15J #929。45周年のスペシャルマーキング。

306飛行隊 F-15J #900

306飛行隊 F-15J #961

306飛行隊 F-15J #944

306飛行隊 F-15J #962

303飛行隊 F-15J #893

303飛行隊でのF-15J の運用は今年度で最後となります。先日 #803が小松基地で用途廃止になりました。近代化改修が施されたF-15MJ はしばらく他部隊で運用を続けますが、改修に適さないF-15SJ は徐々に退役が進みます。

なお306やアグレッサーの F-15 の機種転換の予定は現在まだありません。当面F-15 の運用を続けます。

303飛行隊 F-15DJ #069

飛行教導群 F-15DJ #095

飛行教導群 F-15DJ #093

飛行教導群 F-15DJ #084

飛行教導群 F-15DJ #092

飛行教導群 F-15DJ #081

T-4 ブルーインパルス 1番機 #790、2番機 #663、3番機 #686、4番機 #666、5番機 #697、6番機 #787、予備機 #692。金曜日に松島基地より飛来。去年の航空祭ではブルーは不参加でしたが、今年は輪島での展示飛行や熊本での展示飛行の際の燃料給油などでちょくちょく飛来しています。

F-2A #501。F-2初号機が小松基地に飛来するのは久々だそうです。岐阜基地から機動飛行のデモを行った後に小松基地に着陸。

小松救難隊のUH-60J #606, #614。U-125A #010

海上自衛隊の SH-60K #27

陸上自衛隊 AH-1S #73489

陸上自衛隊 OH-1 #32626

陸上自衛隊 UH-2 #45158。 UH-2も生産数が増えてきました。

海上自衛隊 UP-3D #62 ( 9162 )

303飛行隊 F-15DJ #088。油圧動作展示。

303飛行隊 F-15J #934

飛行教導群 F-15DJ #090

303飛行隊 F-15J #912

第6基地防空隊の基地防空用SAM

陸上自衛隊の 16式機動戦闘車

滑走路用の巨大な除雪車

展示されているわけではありませんが、アラートハンガーにはF-15J #908が実弾つけて待機。

消防デモンストレーション。周辺が水浸しになりました。

飛行隊ブース。303飛行隊の隊長からのメッセージ。今年F-15 がラストイヤーであることが提示されました。

アグレッサーの塗装の人気投票。。#093が一番人気でした。2位の#087 は今日どこにも展示されていませんでした。あと #080がいたはずですが、航空祭までに塗装が落とされたようです。まもなくIARN入りかと思われます。

JAL ブースはディズニーとコラボしてパネルやジュビリー柄の紙コップでのスカイタイム提供。昨日の予行はジュビリー塗装の B737 JA339J が飛来しましたが、今日はノーマル塗装のみでした。

ディズニーリゾートのスタッフがアンケート配ってたので、回答したら全員にハンカチが当たるやつかと思ったら抽選でした。

展示飛行

オープニングフライト

まだ開門前から306飛行隊のF-15 4機が離陸しましたが、撮影できず。天候偵察兼ねているようで、7時早々に上がっていきました。

開門後に離陸した F-35A #743

306飛行隊のF-35A #743,#745,#747,#742 の4機が離陸

UH-60J #614 が離陸

306飛行隊のF-15 #859,#843,#893,069 の4機が離陸

アグレッサー #084

一部の機体は303SQの掩体地区から離陸しますが、エプロンに駐機している機体は観客の目の前で大きなエンジン音を響かせながら立ち上げます。

アグレッサー #095

アグレッサー #093

アグレッサー #092

戦闘機16機と救難機2機の合計18機が朝から離陸しました。

小松救難隊 UH-60J #614 、U-125A #010がフライバイ

306飛行隊 #929,#962,#907,#074 のフィンガーチップ隊形でフライバイ

アグレッサーの #084,#095,#093,#092 のダイヤモンド隊形でフライバイ

 

306飛行隊のF-35A #743,#745,#747,#742 、F-15 #859,#843,#893,069 の8機がフライバイ。機種転換中の今だけの異機種混合編隊でした。

各編隊は1回フライバイしただけで、着陸となりました。

一部の機体は会場に戻ってきます。

後席には10周年の文字。アグレッサーが小松に移転してからもう10年も経ちました。

F-35は掩体地区に戻って行って、観客の目の前で運用の様子を見せることはありませんでした。

スぺマは会場のど真ん中で展示されます。

隊舎に帰っていく 306飛行隊のパイロットたち。女性のパイロットさんもいました。女性戦闘機パイロットも徐々に増えてきています。

救難展示

オープニングフライトから続けて小松救難隊の救助のデモ

UH-60Jから救難員が降下して、要救助者を救出するデモを実施しました。

F-2 機動飛行

岐阜基地からADTW 所属の F-2A #501 が飛来

機動飛行を実施

このまま小松基地に着陸して地上展示となりました。

306飛行隊 機動飛行

306飛行隊の F-15J #944と #961 が離陸

機動飛行を実施します。

小松基地での機動飛行は日本海側に旋回するので、会場からは機体の腹ばかりになります。背中が見えるのはナイフエッジぐらい。

そのため背中の撮影は前日までの予行で空港側で撮影を済ませておきます。

2機編隊でファンブレイク。これも会場からは腹。空港駐車場や航空プラザからは背中が撮影できます。

ブルーインパルス

3機が同時に離陸。千歳でのトラブル以降、インディビジュアルノーマルテイクオフで1機づつ離陸するようになってしまったブルーですが、3機で離陸するようになりました。ただやっぱりトラブルを避けるためか4番機は別で離陸して合流していました。

ファンブレイク

この日、雲は7000フィート。2区分での実施になりました。

雨降っていた昨日の予行は1区分でしたから、お天気は難しいです。

カリプソ

サンライズ

キューピッド。F-35Bとともに。

スタークロス。残念ながら曇り空でした。

今年のブルーインパルスは午前中のフライト。

いつもは午後のラスト演目なので、最後まで人が減らないのですが、一般のブルー目当ての観客はこれを見て帰るので、午後からのマニア向けのアグレス&303SQはゆったり見ることができました。

アグレッサー 機動飛行

#095と#093がTACディパーチャーで離陸。これも会場からはこう見えます。

今年のアグレスはなぜかノータンク。交流ブースにいたアグレスのPさんになぜか聞いたら、無いほうが飛びやすいからとのこと。

ナイフエッジ。貴重な背中のシャッターチャンス。

ハイレート。これも焦点距離次第ですが背中が狙えます。

303飛行隊 機動飛行

F-15J #859が離陸

つづけて F-35A #742 が離陸。

異機種での機動飛行は珍しいかと思います。

ただ会場からはやっぱり腹です

ということで、F-35のウェポンベイ開放シーン

変わった構成ですが、このタイミングでF-35A #743 が離陸

スぺマの F-15J #893 も離陸。

なぜか2編隊に分けての実施です。

湿度高いのかモクモクでした

303SQのF-15の機動飛行は、これで見納めです。

その雄姿を、このキムワイプとも呼ばれているスぺマが務めました。

来年からの303SQは、このF-35が担います。

帰路

ブルーインパルスが午前中に終わって人が分散したため、帰りは入場ほどの混雑や渋滞にはなりませんでした。