2016年7月23日(土)~24日(日)、富山県高岡市の伏木港にて、海上自衛隊 護衛艦「せとぎり」、ヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」、イージス艦「みょうこう」の一般公開が行われています。3隻もの護衛艦が伏木港に並び、会場はファンや家族連れで大賑わいとなっています。
来週の伏木港祭りの関連行事です。
1日目の会場の様子です。
会場の伏木万葉埠頭へ向かいます。駐車場へ向かう道路は朝早くから長い車列ができていました。無料のシャトルバスも運行しています。
一般公開は9時半から15時半まで。
駐車場。富山ナンバーだけでなく、新潟、岐阜、石川ナンバーの車も多数見受けられました。
埠頭へ向かいます。
3隻の護衛艦が接岸していました。
手前の2隻は、護衛艦「せとりぎ」と護衛艦「みょうこう」
奥が護衛艦「いせ」です。3隻とも見学可能です。なお体験航海はありません。
せとぎり
まず、あさぎり型護衛艦「せとぎり」に乗艦します。
15分ほど列に並びます。
「みょうこう」が「せとぎり」を介して接岸しているので、「みょうこう」に乗艦するためにも一度「せとりぎ」に乗艦する必要があります。
列の途中で、なぜかコスプレイヤーによるステージイベントが行われていました。
乗艦前に、手荷物検査。
「せとぎり」はあさぎり型なので、先週福井港で公開されていた「やまぎり」や、去年の伏木港まつりで公開されていた「あさぎり」と同じです。
アスロック
珍しくフルオープン
マスト
76mm単装速射砲
ダミー弾が展示されていました。
艦首
ヘリ甲板にはSH-60J
磁気探知装置
ヘリ格納庫
シースパロー短SAM 8連装発射機
みょうこう
こんごう型護衛艦「みょうこう」です。イージス艦のような最新の艦艇が北陸で公開されるのは大変珍しいことです。
「みょうこう」へは、「せとぎり」から乗艦します。
艦内を見学します。
CICの説明
イージス艦の特徴でもあるSPY-1Dレーダー
前方のCIWS
127mm単装速射砲
VLS。アスロックや対空ミサイル、弾道弾迎撃ミサイルをここから発射します。
ハープーンSSM
後方のCIWS
こちらのCIWSでは、砲身を回転させるデモが行われていました。
ヘリ甲板では立入検査隊の訓練実演
不審船の船長役の隊員を取り押さえるデモンストレーションです。
“我立つ前に敵は無し” DDG175妙高
いせ
ひゅうが型護衛艦「いせ」です。4年前に「ひゅうが」が伏木港にやってきましたが、それ以来のひゅうが型です。
全長は197mと今回入港した護衛艦の中では最大
「いせ」への乗艦には、「せとぎり」「みょうこう」とは別の列に並ぶ必要があります。
同じように手荷物検査
まず、ヘリ格納庫へ入ります。
グッズ販売や記念撮影コーナーが設けられています。
PRビデオの上映
飛行甲板へは、ヘリ用のエレベータを使用します。
サイレンを鳴らしながら、スピーディーに上昇していきました。
上から見るとこんな感じ
飛行甲板へ。空母のように全通甲板型となっています。
実際にSH-60Jも展示されています。
こちらのヘリコプターは近づいて見ることができました。
艦橋
FCS-3レーダー。イージス艦のSPY-1Dレーダーと同じくアクティブ式フェーズドアレイレーダーです。
飛行管制室。
女性用トイレ。この先のトイレが普段女性用トイレなのかはわかりませんが、いせでは女性の自衛官も乗務されています。
艦首CIWS
艦首からは、前の2隻を見ることができます。
艦尾にはVLSがあります。
筒を突き破った形跡が。2日前に訓練用ミサイルを使った射撃訓練を実施したとのこと。
なお、「いせ」は23日のみの公開となります。
24日は「せとぎり」、「みょうこう」の一般公開が行われます。