高岡駅から新湊まで運航する路面電車「万葉線」で試験運転が行われる車両「ハイブリッドトラム」の記念式典と車両基地の一般公開が7月21日に開催されました。カラフルな路面電車が並んだ車庫の様子を紹介です。
車両基地には駐車場が無いので万葉線に乗って来てくださいとのことなので、海王丸パークフェスティバルの会場から万葉線で向かいます。ちなみに土日祝は新湊出身の落語家「立川志の輔」のアナウンスが流れます。
万葉線本社に隣接する米島口(アルビス米島店前)へ。
帰りの電車のタダ券が貰えました。
駅から米島車庫まで徒歩0分です。
新旧車両が並びます。
デ7070形、MLRV1000形、ハイブリッドトラムです。
LH02形 “Hi-tram(ハイ!トラム)”。架線と車載蓄電によるハイブリッド電源型電車です。架線からの送電とバッテリーの両方で走ることができるので、レールをつなげば電化されていない氷見線なんかも直通運転が可能です。車体に書いてあるとおり「NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)」が主導となった研究です。
路面電車の最高速度は40km/hと法律で制限されているそうですが、80km/hは出せるとのこと。フル充電したバッテリーで走行する場合、鉄道線で50kmの距離を走ることができるそうです。
車内はこんな感じ。
GPSの画面と、エネルギー表示の画面
運転席。
隣のドラえもんトラムを見てみましょう。
ドラえもんの作者「藤子・F・不二雄」が高岡市出身なので、この特別塗装。
車内もドラえもんづくし
MLRV1000形の運転席
運転席には可愛らしいドラえもんの人形がありました。
整備工場
会場はドラえもんトラム風のミニSL
ドラえもんトラム記念グッズ
北陸新幹線開業PR。新高岡駅。
帰りもまた万葉線に乗って、海王丸パークフェスティバルの会場へもどりました。
ハイブリットトラムの走行は8月13日まで続きます。