富山県南砺市城端にある信末地区のひまわり畑が見ごろを迎えています。ここひまわりは、他のひまわり畑が枯れ出す8月10日ごろに満開を迎え、ちょうどお盆の休みにピークとなるよう時期をずらして栽培されています。8月25日予定のトラクターでの鋤き込みまで、自由に鑑賞できるほか、切り花として持ち帰ることができます。
毎年場所が変わりますが、信末地区を目指せばひまわり畑が視界に現れます。道の駅福光から車で10分、JR城端線 城端駅から徒歩20分ほど。
付近に駐車場は用意されていないので、農道の端に邪魔にならないよう路駐。
散居村の中に、畑3区画分。
ひまわりの数は20万本にもなります。
このひまわり畑は大麦栽培後の景観形成と緑肥とすることを目的としています。
かほく市のひまわり畑が7月下旬にピークとなり、8月中旬にはもう枯れだしてる中、この時期にまだたくさんのひまわりが見ごろを迎えています。
2016年8月11日の様子です。
ひまわりは自由に持ち帰ることができます(常識の範囲で)。はさみを持参して、何本も持ち帰っている方々もいらっしゃいました。カマの案内があったのですが、実物は見当たらず。ハサミやひまわりを包む新聞紙などを持参するといいでしょう。
それでも訪れる人はまばら。祝日の日中で、カメラマンや家族連れ、カップルがそれぞれ数組づつ居た程度。まだまだ穴場といった感じでしょうか。
また、ひまわりの高さは胸のあたりまでと低め。ひまわりに囲まれるポートレート写真を撮るには最適でしょう。展望台などはないので、脚立があれば便利。
午後からはひまわりの背に太陽があり、逆光になります。
手書きの看板で案内があります。
迷路入口。ひまわり畑の中は迷路になっています。入場料などは不要。
迷路といっても、ひまわりがあまり高くないので、それほど難しくありません。
蝶や蜂さんもいらっしゃいます。
25日には緑肥として、鋤き込まれます。化学肥料を減らしたおいしいコシヒカリに生まれ変わる前に、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。