毎年2月上旬の土日に南砺市の「道の駅福光」にて開催される「ふくみつ雪あかり祭り」の様子です。
地元の小学生から高校生、企業や団体などがデザインした巨大な紙風船を、大空に浮かべるイベントです。毎年たくさんの来場者と写真家で賑わいます。
会場の様子をレポートです。
目次
アクセス・駐車場
道の駅前の駐車場はイベントスペースになっており、駐車はできません。
近くの福光中部小学校に臨時駐車場は用意されているほか、JR福光駅前から無料のシャトルバスも運行しています。
シャトルバス
場所
屋台が並んでいます。冷え込む中、家族連れやお子さん達で賑わっています。定番のたこ焼きや豚汁など。
会場には雪の滑り台も用意され、お子さん達が楽しそうに雪遊びをしていました。
ステージプログラム・スケジュール
12:00より随時1班から5班まで、10基づつ紙風船が上がります。時間は天候などのコンディションに左右され、何時にどの班があがるということは決まっていません。
紙風船の打ち上げ
会場よこの田んぼでは、紙風船の打ち上げの準備が進められています。
この紙風船、熱気球と同じで、バーナーを用いて空気をあたため、空に浮かべます。津南のスカイランタンのようなイメージですが、大きさはこちらのほうが巨大。
この日の空は快晴。風もなく、打ち上げには最適なコンディション。天候が悪いと、風船が上がらないこともあります。
紙風船の大きさは6m×3mの大きさで、最大50mほどまであがるそうです。
風向計が設置されています。熱気球と同じで風に大変影響されやすく、ほぼ無風の状態でないと飛ばせません。
朝方はほぼ無風でしたが、お昼過ぎから次第に風が強くなってきました。
風で煽られ、燃えてしまう紙風船も。炎が上がった瞬間どよめきが起こりました。
越中だいもん凧の会、内灘凧倶楽部 浜風による凧揚げも披露。見応えがありますが、凧が上がるということは風が吹いているということで、紙風船は上げられてません。
地元の小学生や中学生が、自分たちの製作した紙風船が無事に上がりますようにと願っていました。
16時頃には、ほぼ無風状態となり、日中上げられなかった紙風船が一斉に打ち上がります。
本イベントの写真コンテストがありますのでカメラマンも多数いらっしゃいました。
夜にはバーナーの明かりで、タイのコムローイ祭りのような幻想的な姿が見られそうです(最大10基ですが)