世界で唯一漆芸品を常時展示している「石川県輪島漆芸美術館」で、千枚田の「あぜのきらめき」で昨年まで使用されていたLEDを再利用したイルミネーション「かがやきナイトミュージアム」が開催中です。あぜのきらめきが2013年から2色に対応したペットボタルを使用することになり、昨年まで使用していたものが不要になったため美術館が譲り受けこのイルミネーションがスタートしました。あぜのきらめきよりも期間は長く、2014年3月31日まで続きます。
漆芸美術館横の輪島市漆の里広場に、LEDがずらりと並びます。美術館は5時で閉館しますが、この広場は閉館後も入ることができ、駐車場も夜間開放されています。あぜのきらめきと同じく日没後に自動的にLEDが点灯し、9時頃まで続きます。こちらは8時前に撮影した画像ですが、何個かはすでにバッテリーが切れていました。
生命の進化をイメージした模様だそうです。遠くから眺めるだけでなくなかに入ることも可能です。あぜのきらめき初日に撮影しましたが、カップルが数組訪れるだけで人はほとんどいません。
あぜのきらめきよりもLEDの個数は減っていますが、こちらは会場が千枚田と比べると狭く密度が高いため、見劣りはしません。
柱の周りや美術館の入り口にも並んでいました。
ちなみに高いところから見るとこう見えます。こちらは公式ホームページに掲載されている画像です。11月2日(土)・16日(土)・12月7日(土)・21日(土)は8時まで美術館の開演時間を延長するそうなので、その際に訪れるとこの光景が見られます。せっかくなので輪島塗の美を堪能されてはいかがでしょうか。